Last Waltz: Final Recordings Live
CONSECRATION同様、死を覚悟して挑んだLAST WALTZ。
ミスタッチ、力ないインプロしつつも、EVANSブランドを
ギリギリ保った鬼気迫る演奏。ラストトリオでこの楽曲を
演奏したらどうなるか、CONSECRATIONよりは曲もバラエティー
に富んでいます。同じ曲でもEVANSは聞き飽きしません。
少しずつアレンジ、アドリブ、三者の絡みを変えて、曲に新たな
角度から光をあてるEVANS。死の直前まで手抜きをしない姿勢に
涙が頬をつたいます。
この渾身一滴のJAZZへの熱い想いがラストトリオの演奏から伝わり
身が震えます。僕もリバーサイド派でしたが、三年半ラストトリオ
を聴き込んですっかりファンになりました。パリコンもヴァンガード
ラストもロンドンライブも最高です。ドイツライブも
キーストンコーナーも体調の悪さはあるものの、
EVANSの音楽に対する壮絶な真摯な態度に、本当に頭が下がります。
僕が今聴いている音楽もEVANSの影響を受けたアーティストばかりです。
素晴しい音楽を有り難うございました。
~悲運の超特急~キーストン [VHS]
かつてオリエンタル超特急と呼ばれた最強馬がいました。名前はキーストン。ケタ違いのスピードは高速。そんなキーストンに悲劇が待っていました。騎手が落馬しキーストンも倒れました。意識不明の騎手に、足を引きづり歩みよるキーストン。最後に待っていたものは死でした。私たちはキーストンから愛を学びました。さようなら伝説の最強馬キーストン。
Keystone 3
何が凄いってオヤジの信じられないぐらいのハイテンション、「反応の鬼」状態のドラミングが凄いアルバム。
やっぱり技術の限りを尽くして吹き倒す史上最強の生意気小僧、ウィントンに触発されたんでしょうな。
そしてこのアルバムは名曲ぞろい。
もういきなりのハイスピード「イン・ウォークト・バド」でひっぱたかれます。
そして「イン・ア・センティメンタル・ムード」でしっとりブランフォードのアルトが泣いたあとは、お待ちかね、本日の特選素材、ボビー・ワトソン作曲の「フラー・ラヴ」です。
かっこいいジャズっていう言葉がこれほど当てはまる曲もないんじゃないでしょうか。
刑事ドラマに通ずる、熱気と侠気を持った名曲です。
ウィントンも入魂のブチキレバカテクソロをかましてち?れて、ジャズの持つかっこよさが聴き手の全身を串刺し状態です。
ウィントン作の「ウォーターフォールズ」でマイルス黄金クィンテット的なソロとバッキングの喧嘩状態に突入すると、続くラストナンバー「ア・ラ・モード」でまたもかっこよさ感電状態。
疾走感に満ちたメロディがたまりません。
このアルバムの唯一の穴は、ブランフォードがテナー、ボビー・ワトソンがアルト、という編成だったらなあ、ということ。
そんなこと言っても仕方ないんですが。
とにかくそんな下らないケチをつけるぐらいしか出来ない、初心者にだってジャズに幻想を抱いている女の子にだって大大大推薦のスーパーアルバムなんです。
キーストーン戦略 イノベーションを持続させるビジネス・エコシステム (Harvard Business School Press)
読み出しは取っつきにくく,新しい視点が何なのかは分かりにくいが,読み進めていくうちに概ね掴めてくる.内容はさほど優しくないが,読めば何となく掴める.
キーストーンの役割の中には,『エコシステム』に依存したプラットフォームを形成することも含まれる.イノベーションの要求度が高い昨今,これまでのような自社の視点だけで収益モデルを考えているだけでは生き残れないし,実効的な事業戦略や事業システムを描くことは困難になってきている.『エコシステム』とは,自社中心であるビジネス環境を捨て,共生的な企業関係を基礎とし,ガウアー・クスマノが示した『プラットフォームリーダーシップ』を構築した企業の元に組織化された SCM が最も競争力を有するという考え方である.
自然界に於けるエコロジーは最も効率の良い環境負荷を示すが,ビジネスの世界に於いても同様な概念を適用することはもはや一般的になりつつある.本書では,『競争の舞台は企業間から企業ネットワーク間へと変化しつつある』と述べている.キーストーン的な活動とはエコシステムを牽引することである.エコシステムはニッチプレーヤーに依存するところが大きく,ニッチプレーヤーとキーストーンの共生こそがエコシステムの進化に繋がると云っている.
淀川長治生誕100年 特別企画 チャールズ・チャップリン キーストン社時代 1 [DVD]
チャップリンが劇団で巡業中、マック・セネットから声をかけられ
映画デビューを果たした『成功争ひ』はじめ初期の作品を集めたDVDです。
初期の作品だけあってチャップリン自身が監督していない作品も多いし、
メイベル・ノーマンドやロスコー・アーバックルが主演で
チャップリンが脇役の作品も多いです。
なんというか、水に落ちて終わりという作品が多いですね。
チャップリンのメジャーな作品を見て原点を知りたい方にお勧めです。
字幕の有無を選択可。各作品ごと開始前に字幕で解説が入ります。