COSMIC JUICE(英語版)
タカノさんのイラストが好きでSPACESHIP EEと同時購入。
どちらも英語コミックですが、長文では無いのでストーリーも理解出来ます。
英語にチャレンジして読んで行くのもまた面白かったです。
Space ship EE
普通のOLの仕事に嫌気が差していた地球人の「のし」が宇宙に飛び立ち、
宇宙船EEで「めぐ」と出会う物語。
何回も読んで、じわりじわりと効いてくるコミックです。
タカノさんの描くSFは、宇宙規模の原始誕生レベルまで遡るので
読み終わった後も色々と妄想にふけることができて面白いです。
最新作の「cosmic juice」(宇宙水)と合わせて買いましたが、
こちらもぶっとんでいておすすめです。
MILANO-NOBUKAZU TAKEMURA FOR ISSAY MIYAKE MEN BY N
曙光、まさに黎明をもって始まる世界。悠大な陽射。朝が始まる。
時間は悠然と、ゆっくりと流れてゆく―――恐らくは、今日だって何の変わり映えもしない変哲もない一日に過ぎなかった、しかしその穏やかさ、何事もの無さに、少年は、どこまでも感謝し祈った――。
そして日は暮れゆく。耳元での優しい物語を聞きながら少年は、幸せのうちにまどろむ。
実際、コレ聴いてると、無性にヨーロッパにでも行きたくなって、実生活の煩雑さにちょっと嫌気が差すんです。
Hot banana fudge
タイトルの「HOT BANANA FUDGE」とは、トマス・ピンチョフのカルトSF
「重力の虹」に出てくる、すごくいっぱいあったバナナ料理からとったものだそうです。
大好きなおいしいもの+雪みたいなにふわふわしていて夢みたいなもの
(=FUDGE)という意味がこめられている(あとがきより引用)。
その通りに、タカノさん独特の浮遊する少女のドローイングが沢山紹介されています。
初期作品として、衣類を纏っている絵が印象的。
今見ても全然古さを感じさせないハイファッションなセンスで、
タカノさんのインスピレーションの源を感じる事ができる画集です。