キイハンター BEST SELECTION BOX [DVD]
子供の頃、土曜の夜は「全員集合」から「キイハンター」を観るのがトレンドだった。今回、取りあえず傑作集として、5年間のエピソードの中から抜粋された20篇がDVD化され、陽の目を見る事が出来たのは喜ばしい。ディティールなど到底覚えていないのだが、懐かしさも伝わって、つい購入してしまった。
総てのエピソードは追々観るとして、まずは特典の全262話分の予告編集を楽しんだ。収録時間なんと168分!これだけでも十分壮観、いやはや凄いことである(笑)。菊池俊輔のお馴染みのテーマ曲に、「プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは、、、」の名調子で始まる芥川隆行のナレーション。アクション、お色気、ホラー、コメディ、子供心にその大人感覚にドキマキしながら、両親の後ろで観ていた記憶が甦ってくる。
ドラマの予告ナレーションと言えば、松田優作自らが舞台裏を明かしながらコミカルに番宣していた「探偵物語」が有名だが、予告編映像に合わせて見所を語るこちらの芥川節もなかなかに聴かせる。口上は誰が考えていたのか?南原宏治、戸浦六宏、渡辺文雄、上田吉二朗、今井健二、岡田真澄、小池朝雄、田口計、ジェリー藤尾、露口茂、根岸明美、真理アンヌら当時の東映や新劇界の個性派俳優たちが何度も登場、若き日の蜷川幸雄や石橋蓮司、梶芽衣子の顔も確認できる。室田日出男など、出てない月はないのではないかと思える位露出度が高い。
切通理作の言葉を借りるなら、国際的陰謀から銀行強盗まで脈絡なく、警察との位置関係も曖昧なまま、“恋も夢も望みも捨てて”の割りには、遊びに行った先で事件に出くわす(笑)と言う無国籍アクション的その作品世界観が窺える特典。
60’s TVヒッツ・コレクション Vol.2
昔懐かしい楽曲を探している私ですが、鉄腕アトムの実写版の主題歌をようやくこのCDで見つけました。また、この他にも鉄人28の実写版主題歌も収録されていました。但し、音源は1971年のカヴァーヴァージョンですけれど、テレビの黎明期に子供時代を過ごした当時を思いださてくれるには充分です。
ザ・ガードマン 1970年度版 DVD-BOX(前編)
昔のテレビ・ラジオ番組はすごかった!なかでも・・・日本初の警備保障会社をモデルにした「ザ・ガードマン」のテーマを聴くとたまりません。昼は人々の安全を守り、夜は人々の眠りを安らぐ、勇気ある男たちの物語!現在で言えば・・ボディ・ガードとも言えるかな?若き日の・・宇津井健・高山繁・中条静雄・藤巻潤・・・等々の男前ぞろい!白黒で始まり、のちにカラーになりましたっけ。舞台となる「東京パトロール」のパトカーが、当時のOPELだったのも泣かせます。とにかく!~あの時代(ころ)に還る~ こと間違いなしです。
なつかしの昭和テレビ・ラジオ番組主題歌全集~あの時代(ころ)に還る~
素晴らしいですよ。昭和30年代が一気に蘇ります。音質も、当時のものとはとても思えないくらい良く、大満足です。
特に、克美しげるの『エイトマン』が聴けたのは最大の収穫でした。
殺人犯である彼の歌は、今、殆ど全て抹殺されていますので、これは貴重です。
昭和20年代後半〜30年代初めの生まれの人には、これはすてきなタイムマシンです。