FEEL THE NIGHT
ピアノ・マン、海風通信、ジャズ・シンガー、、、。
金吾さんの魅力を凝集した名作。こういう作品を聴くと
今の音楽産業の凋落ぶりが改めて嘆かわしく思えてくる。
このアルバムに匹敵する作品がここ数年の間に現れただろうか?
20数年後にこうして鑑賞できる作品が今の音楽シーンに
存在するだろうか?
その判断は各個人に任せるとして、一つだけハッキリ言えるのは
「良いモノはいつまで経っても良い」ということです。
GENTLE TRAVELIN’
ぽっかりと開いていた、心の隙間を埋める事が出来ました。
当時はカセットテープに入れて延びちゃう程 聞いたものです
。。浜田 といえば やはりこちらにトドメを刺します!
丘サーファー(死語だな;;)からバリバリのミュージシャン
そして、AORが好きだった方なら 間違いなく泣きます。。
80年代は怒濤のごとく沢山のテクスチャーが生まれた時代でしたけれど
こんな 空気を持ってたのは金吾しかいません。
ありがとう!
MANHATTAN IN THE RAIN
1曲目の、メイ・シックは、1969年という学生運動が終焉した年をかすかにしる世代が、その後の、ナンパなキャンパスライフを送った時代を懐かしく思い出させます。
それよりも、秀逸なのは、2曲目の「ホテル・サーフライダー」サーフィン文化華やかなりしその時代、甘い恋愛の対象だった女性を忘れられずに波を待つサーファーの傷心の気持ちをよくあらわしています。この曲だけでも、買う価値はあります。