VOLLEYBALL (バレーボール) 2010年 11月号 [雑誌]
定期購読しているのですが、今号が届いてまず、表紙に度肝を抜かれました(悪い意味で)。月刊バレーボールはいつからアイドル誌になったのでしょう。
内容がほとんど全日本男女というのは、男子の世界選手権直後、女子の世界選手権直前ということで、百歩譲って良しとしても、女子の選手の取り上げ方があまりにも酷い。
怪我から復帰したばかり、未だリハビリ中で世界選手権への出場が微妙な選手が、木村選手の次、2番目に紹介されています。
栗原選手はそれなりに実績を積んできていますが、狩野選手は?全日本での実績という意味ではまだこれからの選手だし、そもそも未だリハビリ中で世界選手権への出場は微妙。期待の現れと云えば聞こえは良いですけど、行き過ぎた期待は選手に過度の負担をかけるだけだと思います。
事実、狩野選手は散々怪我に悩まされてきています。ここで一度じっくり治療に専念し、万全の状態で復帰する為の久光製薬退団だったはず。それがどうして引っ張り出されるのか理解できません。少し彼女をソッとしておいて欲しいのですが。
ろくにプレーできない状態での世界選手権最終メンバー入りなどという、いつかの悪夢の再現にならないことを祈っています。