イングリッシュ・モンスターの最強英語術
内容は面白く、ためになると思います。
ただ、本文中などでのわざと触れられていないようですが、筆者の経歴は北海道大学、文学部卒業のようですね。英文科でないかもしれないが、北大に入学、卒業できた以上、もともとかなり程度は英語ができる方だったのではないでしょうか?
コーエー定番シリーズ 維新の嵐
“維新の嵐”はその名の通り、日本幕末期の志しある一人の若者(中年)として日本の各地を駆け巡るゲームです。自分が選ぶ主人公(坂本竜馬や土方歳三、松平春嶽、井伊直スケなどなど)によって思想(倒幕・勤皇・攘夷)を広め、平和的に日本の夜明けをみることが目的です。ですが、表題にもあるように、旅の途中刺客に狙われ一騎打ちのような場面もあれば、プレイヤーの思想を変えてしまうような舌戦的な場面にも出くわします。同社三國志の10をプレイした方ならなんとなくでも理解してもらえるかもしれません。基本的に大袈裟な“戦(いくさ)”は無いに等しいですが、竜馬のような郷士(低い身分のサムライ、下士)でもお偉方(島津久光クラス)と親睦を深めれば、○○軍の出動要請だってありえます。その状況は結構最悪で、相手を説き伏せなかった結果ですからなるべく脅しで利用し、それでもダメな場合はもう開戦しかありません。京都御所方面に兵を差し向ける!なんてのもカッコイイかもしれませんが。途中にも書きましたが、暗殺の魔の手がのびてせっかくの同志が死んだり、自分も含めていつしか違う思想になっていたりするので注意が必要です。勿論、歴史イベントもあるので日本初の株式会社“亀山社中”や“海沿隊”なんてのもつくれますよ。全体的に同じことの繰り返し、今で言う作業感があるかもしれませんが、当時の歴史上の人物や時代の流れを知る上では大変忠実に再現されていますので貴重な参考資料となるのは間違いないです。ハイ。
仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ ディレクターズカット版【DVD】
ディレクターズカットもそろそろBlu-rayで出してもいいんじゃないのか?
てか出さない意味がわからない。
ディレクターズカットじゃなくても名作だった今作ですが、Blu-rayで綺麗だったシーンをわざわざ汚い画質で見ないといけないのはちょっと…嫌がらせですか?
もうちょっと考えて欲しいですね。買いますけどね、買いますけど納得はしてないので★3てことで…
純平、考え直せ
「イージーライダー」「明日に向かって撃て」…アメリカン・ニューシネマのテイストと衝撃。これが本書にはあります。
一気呵成に読めるが「軽い」小説ではないです。並行して出てくる掲示板の書き込みと主人公との距離のリアルさなんて考えさせられます。お馬鹿な書き込みのやりとりは笑うけど。
そしてエンディング、いいなあ。しびれました。
全部説明したり全部を伏線にしたがる書き方の多い現代作家でこれをびしーっと決められるなんて、ほれぼれ。
編集者の作ったコピーはただのとっかかりレベルだと私は思いました。本書にはもっと深ーい面白さがあります。
傑作映画のようにしばらくしたら私はこの本を読み直すでしょう。久々に「反芻」したい本に出会えました。