早雲の軍配者
史実を下敷きにした?軽い読み物という感覚
サクサク読めて難しい単語などもないために、歴史物初心者さんにはピッタリの本です
大きな史実の出来事が絡んでこないのも、「歴史さっぱり分かりません」な初心者さんに好印象だと思います
シナリオ的にはもっと大きい山場があってもいいかな?とも思いましたが、軽い感覚で読むとすれば十分でしょう
青春物としても中々いい味を出しています(というか、主に主役の青春話がメイン)
「出来れば戦での采配をもう少し長めに書いて欲しかった」というのが少し惜しかった点
それでも戦国時代の雰囲気はしっかり出ているので十分楽しめました
あまり知られていない作家さんなのでしょうが、歴史物を書く作家さんの中ではそれなりに文章の書き方が上手い部類に入ると思います
私は普段は司馬さんのような歴史小説を読むのですが、軽いノリの歴史小説では久々に当たりを引きました
史実に忠実な本以外は歴史小説を受け付けない!という人は避けたほうが良さそうです
しかし、池波さんの「鬼平犯科帳」のような感じのシナリオや文体が好きな人にはお薦めします
パッサカリア~VnとVcのための作品集
N響の次席二人によるデュオ、しかもチェロとヴァイオリンという珍しい組み合わせ。でも期待以上の素晴らしいものでした。有名なパッサカリアも明るく若々しい気持ちのいい弾きっぷり。また、パガニーニやオネゲルなど、そんなに有名な曲ではないが、聴くたびに曲の良さが感じられて、好きな楽曲になりました。丁寧に作られている美しい音は、さすがN響!という感じです。特にのびのびとした大宮さんのヴァイオリンが気持ちいいです。また、2枚目も出してほしい。
「STEINS;GATE」オーディオシリーズ ☆ラボメンナンバー001☆岡部倫太郎
重々しい低音ではじまるこの歌を歌っているのは、ホントにオカリン/宮野真守くんなのか...? なんか様子が違う!
聴くのも恥ずかしくなるような厨二病電波ソング...だが、これはゲーム「Steins;Gate」と同じ構造になって
いた。とことん厨二病な展開から徐々に... クるのだ。シュタインズゲートの選択的な曲展開が!
とはいえ、これはゲームを知っている人でないとチトわからないだろう。ファンならおすすめです。
「STEINS;GATE」オーディオシリーズ ☆ラボメンナンバー003☆橋田至
好きな人は☆5そうでない人にとっては☆0の商品です。
まゆりCDもそうですが、ミニドラマはα世界線でもβ世界線でもシュタインズゲートでもありません。
違和感を払拭しながら納得しましょう。
余談ですが、関さんそろそろキャラ定着させてください。^^;;;;
ドラマCDより定着してるとは思います。
ダルで歌うのは本当に難しいと思いますが(笑)
SRO〈2〉死の天使 (中公文庫)
SROシリーズの第2弾。今回は重病患者を安楽死させている、<死の天使>がテーマ。前回、終盤まで犯人が分からなかったが、今回は犯人が最初からわかっているが、立証できにくい事件。それをSROメンバーがどう対処するか?また前回の強引な捜査により、メンバーが謹慎中でどうやって真実に向かうのか?がストーリーの主軸になっています。今回は隠れキャラの夏目も登場するので、前作を読んでしまめいた人は楽しめます。ただメンバー個々のキャラがもっとあっても良いかなとは思いました。気になるのは、結末がこれだと、SROは存続できるのかなと思ってしまいました。シリーズ続行期待しています