釣りバカ日誌12-史上最大の有給休暇- [VHS]
まいどおなじみ 浜ちゃん スーさんがくりひろげる釣りのお話。今回は気が合う人?のお葬式のため2週間も勝手に休んだ浜ちゃん。釣りも0楽しんでいたことが会社にばれて大変さーどうなる・ついにくびか? はなしはビデオを見よう。
クライマックス 80’s YELLOW
80年代(と70年代の終わり頃)の曲を集めたコンピレーション・アルバム。
全体的な印象としては、新規性に欠けるように思う。ここ数年、CDが売れないと言われ続け、こういった種類のコンピレーション・アルバムや、カバーアルバムが幾つも出されているが、このアルバムもその中の一つに過ぎないように思う。もちろん、収録曲はどれも有名な曲ではあるが、逆に言うと他のアルバムで十分に入手可能なものばかりが並んでいる。もっというなら、ある意味、お決まりの曲が大半を占めているとも言える。その中で、このアルバムならではの色ないしは、存在意義は何なのか、がどうにも見出せない。同時発売のCDとの重複曲は無いといくら言ったとしても、既に発売されている同種のコンセプトのコンピレーション・アルバムと大半が重複しているのだから、そんな狭い範囲のことを言っても何の意味がない。聞く側からすれば、どのレーベルから出ているかが重要なのではなく、聞きたい曲があるか、聞きたい歌手が入っているかの方がはるかに重要だ。安易な企画ものばかりでなく、もっと違った形のアプローチの仕方を考えた方が良いと思う。
うぬぼれ刑事 DVD-BOX
いい加減なようでいて骨格はしっかりしたドラマです。1話完結のスタイルをとっていますが、実は最終回に向けてちょっとずつ伏線が張ってあります。ラストは毎回おきまりのパターンをとるし、惚れた相手が犯人というすぐに飽きそうな展開なのですが、終盤はそのワンパターンを逆手にとってきます。最終回のためだったのかもしれません。刑事ドラマでもあるので、いつのまにか捜査もちゃんとしています。捜査シーンはまったくといっていいほど描かれませんが、これはあくまで刑事ドラマ仕立てのコメディだからです。もちろん、笑えるということはちゃんとした人間ドラマも描かれるということです。劇中劇が『うぬぼれ刑事』っていうのも秀逸なアイデアだと思います。生田斗真がかわいそうでしたが。
キャスティングもいいです。坂東三津五郎にあんな軟派な役をやらせるのかとか、生田斗真のバカッぷり、要潤の嫌みのないキザさ、話さない森下愛子、読めない字を書く良々、『流星の絆』でも変な役をやっていた中島美嘉。個人的には生理的に受け付けない西田敏行さえもこのドラマにかぎってはOKです。もちろん、主演の長瀬はいいです。ただ、『マイボス・マイヒーロー』のマッキーとものすごくかぶってしまって、そこだけがちょっと個人的には気になったところです。
ギャグも実名がポンポン飛び交って、そんなこと言って大丈夫かと思うようなものが多いのも特徴です。そういえば主人公の名前がないんです。「うぬぼれ」なんです。他の人はあるのに。それだけでもユニークでしょう?できるだけ多くの人に見て欲しいドラマです。
刑事物語 [DVD]
カンフー映画全盛期に、日本映画で唯一真剣に香港映画に対抗した傑作。
殺陣は全てモロ“入って”ます。
武術指導は、日本で屈指の中国武術の使い手松田師範。
金八のイメージを払拭すべく、
怖くて強くて情けない男を演じ切る武田鉄矢さんの真骨頂。
ストーリーも素晴らしい。
アクションに胸躍り、ギャグで笑い(特に西田敏行さんとの掛け合いは絶品)、最後は涙がこぼれ落ちている。
待ちに待ってた作品です。
全5作品BOX化希望!
映像特典が無いみたいなので星4つです。
学校 [VHS]
山田洋次監督は日本人の良心です。山田監督の人々に向けられる眼差しはなんと優しく温かいのでしょう。
この学校シリーズの第一作の舞台は東京のとある夜間中学です。国籍も年齢も経歴も様々な人々が同じ教室に集まります。そして、西田敏行さん演じる黒田先生がそんな生徒たちに体当たりでぶつかっていきます。
この映画を見ると、生きること学ぶことの原点を見つめなおす事が出来ます。
生きているからこそ学ぶことができ、学ぶことができるからこそ毎日を生き抜く知恵をつける事が出来る。そんなことをしみじみと感じ取る事の出来る映画です。
田中邦衛さん演じるイノさんにも注目です。