マイルス~ザ・ニュー・マイルス・デイヴィス・クインテット
マイルスが一番長く卵の殻の上を歩いたのはこれでしょう。お洒落で上品だけど、どこか繊細で翳りのあるミュートがバラードに映えること映えること。この頃はまだコルトレーンが下手だって?とんでもありません。行き場を探す危なっかしいテナーがタマリマセン。行きそで行けない逡巡するトレーンなんて滅多に聞けないです。
どんどん転がるスゥインギーなレッドガーランドのピアノが曲の表情を豊かに彩る。ヤクザな雰囲気を漂わせるパワフルで小粋なフィリージョージョーンズのドラムス。歌うベースラインのポールチェンバースがボンボンはね回る。
マラソンセッション手前のマイルスデイビスクインテット。頂点に上り詰める一歩手前の、各駅停車のようなリラックスしたセッションがとっても素敵。
そこはかとなく漂うエバーグリーンな感触。そう言えば、皆どこか青春していませんか。そういえばジャケ写も「小川にもうすぐ春が」ではありませんか。でもやっぱ違うか。だけどアー、何か泣けてきたぜ。
Movie Masterpiece パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド デイヴィ・ジョーンズ (1/6スケールフィギュア)
こういった怪物系キャラはハッキリいって造形が似てるとかわかりにくいのですが、目が!目がまさにデイヴィ・ジョーンズ=ビル・ナイの目です。スゴイ!
ヌメヌメ感を出すためか、服などが他のキャラたちのように布素材ではないので少しオモチャ感があったり、背がジャックと同じか若干小さく感じてしまいますが、デッドマンズ・チェストなどの小物もよく出来ていますし、ファンなら満点、買って損ナシです!
マイルス~ザ・ニュー・マイルス・デイヴィス・クインテット(紙ジャケット仕様)
プレスティッジ時代に、Milesは、色々なメンバーと録音しているが、コルトレーンを迎えザ・リズムセクションを率いて録音した、最初の作品。1955年ということもあり、コルトレーンは、飛翔する前であるが、この不動のメンバーが基本になり、コロムビアに移籍する。そういう意味でも、貴重なアルバムです。マイルスのファンなら、マラソンセッションほど目立ちませんが、必携ものでしょう。