ラヴ・レター・フロム・レノン&マッカートニー
30年程前にレノン&マッカートニーが他人のために贈った曲を集めたLPが発売された記憶があります、が当時小遣いの限られた高校生だった自分には購入する余裕もありませんでした。昨秋ビートルズのリマスターCDの購入を期に、そのLPがCD化されていないか探しました。すると英国のRevolverなるバンドによる、ビートルズ風に演奏されたそれらの曲のカヴァーCDを見つけました。私の意図とは異なりましたが購入し、そのなかなか楽しめる出来に満足しました。
そしてこのCDですが私が探していたものとほぼ同趣旨の、オリジナルパフォーマーによる作品集です。他人に贈ったとはいえ折り紙付きの名曲に加え、多くは歌唱も素晴らしく購入して損はないでしょう。個人的に最も印象深かったのはThat Means a Lotの大袈裟なアレンジと歌唱で、解釈は個々人それぞれですがこれはこれでこのCDの聴きどころの一つではないかと。惜しむらくは版権が異なるためかメリー・ホプキン他の作品が漏れていることです、がそちらは別のCDが発売されたとか。更には、前出のRevolverの作品と比較するのも悪くないかと思います。そちらも録音から30年以上経ていますが、当時の限られた情報のもとオリジナルの感覚を生かしつつもバンドサウンドで、ビートルズに似せるよう良く頑張っているのではないかなと感じます。
内容とは無縁ですがジャケットを今少し凝ったものに出来なかったものかと、昔のLPはシンプルな線描による向かい合ったジョンとポールの横顔をモチーフにしたもの・・・・・・だった筈でした。音楽雑誌のレヴューでちょっと見ただけでしたが。
僕と彼女と彼女の生きる道 [DVD]
1話と2話は見ていてストレスがたまるかもしれません。
しかし、その2話を乗り越え3話を見ると、そこから最終回までは見っぱなしになります。
見たあと自然に
「人って変わるんだなぁ、」って思いました。
主人公「徹朗」さんの変わっていくようすが3話からどんどん描かれていき、見ている側も見れば見るほど暖かくなれます。
家族を大切にしようって思えます、おすすめです。
となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)
面白く読みました。悪質なクレーマーとの交渉術を期待したのですが、筆者のクレーマーとの体験談を本にするにあたって、少し脚色した読み物というイメージを受けました。そのこと自体は悪くありませんが、デパートでの経験則が全ての業種に対応できるわけもなく、「なるほどそのように対処しているのか」という程度に留まりました。
仕事でクレーマーと言われる人種と遭遇しない方が珍しい時代になっています。こちらには言われる理由がないことで一方的に理不尽な暴言を吐かれることが多い現代人にとって、本書の魅力はまずタイトルにあると思います。それゆえ、手に取る人も多く、レビューの数も相当数に上るなど本書に関心ある方の多さを示しています。
苦情は、仕事の改善のヒントであるのは当然として、日常クレーム処理を仕事として関わっている人にとって精神的な苦痛は図り知れず、そのことの理解もまた必要なのは言うまでもありません。
一番関心を持って読んだ第3章「クレーム対応の技法」は20数ページでした。書かれている通りなのですが、もう少し汎用性の高い技法ならもっと良かったのに、と思いました。また法的処理への対応も必要なことですから、そこの観点からの筆者の見方も知りたかったですね。
交渉事は経験則が生きてきます。ある程度、年を重ねることで判断力も交渉力も増してきますが、そこまで到達するのもまた大変ですので、本書のような事例を読むことで疑似体験して力をつけるのもまたクレーム対応には必要なのかも知れません。
カントリー&ウエスタン・ベスト
チャーリープライドはハンクウィリアムスから現代のカントリーミュージックまで幅広くこなす本格派のシンガーで白人が殆どのカントリー界では異色の存在であるが声質などはカントリーミュージックに適したもので’コットン フヒィルド’などはハリーベラホンテを思わせる唄い方に加えカントリーの哀愁を持った素晴らしいシンガーです。又ハンクウィリアムスのナンバーについても低音をきかせたハンクと違った独特の歌を聞かせてくれます。
今まで黒人が進出していなかった、ゴルフとカントリ-界で活躍する数少ない人です、今では水泳のみが黒人がまだ進出していない世界です。
風貌はシドニーポワチエに似ておりルックスも魅力的なシンガーです
Man and Boy
すらすらと読める洋書です。内容も難しくなく、家族という身近なテーマを扱っているので、感じるところも多いです。
結論としては、ある程度面白いし軽く読めるので暇をもてあましている人にお勧めかな。でも貴重な時間を無駄にしたくない人は避けてください。