高橋留美子劇場 (2) (ビッグコミックス)
こちらもアニメ化される高橋留美子の短編集。
まゆげのある犬が書かれた表紙が印象的。
「劇場1」に比べると男女間の関係が出てくるものが多い。
愛人や若い女の子、男はいつまでも恋しているのだろうか。
うる星やつら2~ビューティフル・ドリーマ [VHS]
この作品は評判が良いので、昔の作品ですが、敢えて観てみました。
お馴染みのメンバーがいつの間にか、ラムの望む夢の世界に連れ去ら
れていた。
それは無邪気という妖怪の仕業であり、現実の世界に戻るため、無邪
気の術を解こうとする。
あたる達が繰り広げるドタバタも面白いし、現実と変わらないぐらい
リアルで居心地の良い夢の世界があったら、現実の世界を生きるより
も良いんじゃないというテーマも面白い。
最後のラムの枕もとであたるがラムをじっと見ているシーンが、あた
るの本当の気持ちが良く出ていて、とても良いです。
映画「犬夜叉 時代を越える想い」 [VHS]
劇場版第1弾!このタイトルを見たときどうして”時代を超える想い”なのか。と思ってみたらなるほど。。。想像していたよりもずっと大きな奇跡、感動的でした。ユーモア笑いあり、涙あり、そして決して戻らない、時代への愛惜。最大の敵の瑪瑙丸の罠により引き裂かれてしまった仲間、犬夜叉に攻撃をするかごめ。。。 そのとき桔梗は、犬夜叉はどうするのか。見てのお楽しみ!そのときに”時代を超える想い”の意味が
わかります。かごめと犬夜叉のストレートでピュアな気持ちがとてもステキです。こんなピュアな感じ現代ではとても新鮮に感じます。
犬夜叉ファンなら必見の1本です。
赤い花束―高橋留美子傑作集 (BIG COMICS SPECIAL)
嘗て、大学の漫研で高橋氏の作品の載った漫研誌を見て「うまいな〜」と感じた、作者と同世代読者です。そしてこのシリーズは、僕らが結婚してから体験した近所づきあい・上司との交流・会社での悲哀・子供との話・親の老いなど、まさに僕らのグラフィティといった趣です。毎回続編を待ちに待ってます。
今回の作品集では「日帰りの夢」が特に印象に残りました。同窓会で男なら誰もが一度はあこがれるであろう「好きだった人」との再会。そんな時ついつい考えちゃうんですよね、「きっとあの子も・・?」なんて。ところがいつものように作者高橋氏は「日常にこそ幸せがある」とのテーマを忘れない。
主人公、東雲さんが「好きだった人」から渡される日記ノートの言葉「過去は永久に静かに立っている」は深いな〜、と感じ入りました。
高橋留美子劇場 3 (ビッグコミックス)
本当にだだの日常での事を描いている作品集です。
しかし、ささいなハズの日常の中でのドラマが、しっかりと描かれています。
気持ちの部分で共感してしまう部分が、所々に散りばめられています。
結婚なされている方、家庭を持った方(特にうる星やつらや、めぞん一刻世代の方)には 共感と共に、頷いてもらえる作品集だと思います。