YOUNG GUITAR ( ヤング・ギター ) 2010年 02月号 [雑誌]
この回の企画はディストーション比較との事で付属のDVDで音源も聞けます。
この様なギター、アンプ(jc120)統一での比較は購入の参考になりますね、最近は楽器店でも、お目当てのエフェクターが置いてなかったり、複雑化してますので、一度こういう統一で確認するのは意義があるんじゃないでしょうか?
奏法特集だけではなく、こんな企画も面白いですね!
新連載のデレクトラックスのスライドギター&指弾きは面白いですね!
表紙のザックが迫力ありすぎで、メタル!!って感じですが、中身は結構アカデミックで良い感じです!!
The Return...
このセカンドアルバムもヴェノンスタイルだね。つまり音楽とノイズの紙一重のサウンドってわけだ。アメリカのスラッシユメタルの連中もヴェノン大好きなんてのがおおいけど、そのサウンドアプローチにヴェノンの影を見いだすことはできない。つまりどんなにハード&ヘヴィーでもきれいにまとまっているのだ。また邪悪な世界観もない。でもバソリーはある意味はちゃめちゃなサウンドである。またアルバムジャケはもちろん、その中身もきわめて邪悪な世界観に彩られている。これって、この手のバンドにとっては誉めことばですよ!お間違いなく! このアルバムは、やはり普通のメタルファンではついていけないであろう。とにかくやかましい位のバキバキのメタルが好きな人にはお薦めできます。私の警告を無視してバソリーに手を出そうとしている普通のメタルファンのあなた! そっちの世界に戻ってこれなくなっても知りませんよ!(笑)
Blood Fire Death
スウェーデンのブラックメタラー、バソリーの4枚目のアルバム。前作までのアルバムが一般のメタルファンに聴かせたら悪夢にうなされるようなvenomの影響を受けた破滅的なまでのノイジーなサウンドであったのに、本作ではかなりの変化が見てとれる。全体的な印象として曲のテンポか゛少しスローになったかな。でも歌声は相変わらずだし、他のメタルバンドに比べれば十分速いんですけどね。このバソリーというバンドはブラックメタル界のみならずデスメタルやグラインドコアなどにも大きな影響を与えています。ただ残念なことに日本では、しる人ぞ知るマニアックなバンドというポジションのままです。もしあなたが徹底的にハードなサウンドを求めているなら、このアルバムはうってつけです。ぜひ聴いてみてください。