ボックス! 上
やんちゃで天才的なボクサー鏑矢と、マジメで優等生な木樽・・・二人が織り成す青春グラフティ。
ほのぼのとした恋愛もあり、少年らしい友情譚もあり、読み進めていくうちに何回か涙しました。
私が歳とともに最近涙もろくなっている分を差し引いても、誰もが何回かは泣かされるでしょう。
少年二人がボクシングとの関わりを通して成長していく様子が語られますが、専門用語などはちゃんとていねいに解説されますので、ボクシングがわからない人でも大丈夫です。(逆にボクシングがわかる人には解説が多くて面倒かもしれませんが)
ストーリー進行は、良くも悪くも王道といったところ。個人的にはエンディングが若干尻切れトンボみたいな感じがしましたが、ともかく上下巻を一気に読みましたので、それなりに引き込まれたのは事実です。
希望の唄/風
FUNKY MONKEY BABYSさんの9THシングルは映画“ラブ・ファイト”主題歌“希望の唄”、フジテレビ系番組“めざましどようび”のテーマ曲(2008年10月から2009年3月)“風”、“ぼくはサンタクロース”のremix曲、希望の唄と風のinstrumental曲、CDエクストラ・トラックに“希望の唄”のPVが収録されていて伝統的に受け継がれている1,050円のリーズナブルな価格の内容もさることながら、“希望の唄”“風”両2曲の内容も彼らの4thシングル“Lovin'Life”の発展型を思い起こさせるような愛しい人を大切にする気持ちを歌ったラブ・バラードがとても感じの良い一時を過ごさせてくれます。
"希望の唄"PVに出演している北乃きいさんの初々しさというか爽やかさがとても好感を覚えました。
だけれども“ぼくのサンタクロース・Djケミカル&Floor on the intelligence remix”の曲が、この良い流れを断ち切るかのような内容であったのが残念でした。
“希望の唄”“風”両曲は、本編・instrumental共に良い感じだけに、remix曲の内容がもっと良ければかなり完成度の高い一枚になっていたかもしれません。
ボックス! 下
やんちゃで天才的なボクサー鏑矢と、マジメで優等生な木樽・・・二人が織り成す青春グラフティ。
ほのぼのとした恋愛もあり、少年らしい友情譚もあり、読み進めていくうちに何回か涙しました。
私が歳とともに最近涙もろくなっている分を差し引いても、誰もが何回かは泣かされるでしょう。
少年二人がボクシングとの関わりを通して成長していく様子が語られますが、専門用語などは
ちゃんとていねいに解説されますので、ボクシングがわからない人でも大丈夫です。(逆にボク
シングがわかる人には解説が多くて面倒かもしれませんが)
ストーリー進行は、良くも悪くも王道といったところ。個人的にはエンディングが若干尻切れ
トンボみたいな感じがしましたが、ともかく上下巻を一気に読みましたので、それなりに引き込
まれたのは事実です。