アマルフィ 女神の報酬 ビギンズ・セット ブルーレイディスク (本編BD+特典DVD)2枚組 [Blu-ray]
今作の原作は読んでませんが真保さんの本は何冊か読んでます。
見終った感想はやっぱ原作を読んだほうが良かったかなぁ・・
なんか全体的に薄い感じの印象です。
いまいち誰にも感情移入ができないままラストを迎えてしまいました。
時間的に制約があるのは仕方ないところですが、やっぱり映画というよりドラマの域を出てません。
アマルフィという場所に救われてなんとか映画になっている感じです。
これが日本ロケだったと思うと・・・
完全に普通のドラマになっちゃいますね(笑)
つまらなくはないです。
とういか、惜しい感じすらします。
全体的にあと少しずつ+アルファがあれば邦画としては名作になったかもしれません。
本当に惜しい感じがします。
DVDで借りてみるのに丁度良いと思います。
なんだか抽象的な表現ばかりになってしましましたが、観て損はないと思います。
すごい面白い訳じゃないけど、観て損はしないレベル。
時間がある時に観て下さい。
まあまあ面白かったね。というのが大半の意見だと思います。
アマルフィ 女神の報酬 ビギンズ・セット (本編DVD+特典DVD)2枚組
イタリアを舞台に繰り広げられる物語(テロ事件)。
イタリアも魅力的なのですが、主演二人の熱演にも拍手を送りたい。
物語上、主演二人の他にもいろんな登場人物が出てくるのですが、どのキャラクターにでも感情移入ができてしまうほど、ストーリーもしっかりしていると思います。
個人的な意見は、
やはり、織田裕二が格好いい!!!
アマルフィ (講談社ノベルス)
来月公開の大型タイトル『アマルフィ 女神の報酬』の原作・・・ではない。
そう言ってしまっても間違いではないが、映画と小説は原案を同じくする少し別の作品。
本作はホワイトアウトのように既に完成していたものが映画化されたのではなく、映画のプロット作りに真保氏が参加。
そのプロットを元に幾多のスタッフが映画を作り上げ、一方で真保氏もプロットを元に小説を書き下ろした、という塩梅。
どちらが先でもなく、同じ母体から同時に生まれた兄弟。
舞台はイタリアローマを中心に、とある日本人外交官の活躍を描くサスペンス。
数日後に来訪してくる外相の外遊をつつがなく終えるため、現地大使館職員に鞭を入れ準備を整えるべく派遣された外交官、黒田。
役人体質の抜けない連中をどうにか焚きつけ職務に当たるのだが、そこへ旅行中の日本人女児が誘拐されたとの一報が入る。
国内ならいざ知らず、被害者が不慣れな異邦の地での誘拐というナーバスな案件に黒田は他の職務を押してまで深く関わって行く。
そして彼のはたらきの甲斐もあり、あとは身代金を渡し取引さえ終われば事件は無事解決の運びとなるはずだったのだが・・・。
とまあこんな感じに始まる話です。
冒頭からただの誘拐事件に留まらないことを匂わせる布石が打たれていたのですが、中盤以降は序盤とは打って変わった方向に話が転がり、政治思想と民族問題の絡んだ展開へと発展します。
この辺りの話の転がり方は多少強引な点が否めません。
また、一外交官にしては黒田の活躍ぶりが異常。
まあその辺は主人公補正というか、『ホワイトアウト』の富樫なんかはただのダム作業員だったのにあれだけの活躍ぶりですから真保作品としては珍しくはない?
それよりもどうにも物事を表面的になぞっているだけという観があり、各登場人物の深層が見えてこないのが物足りない。
特に犯行グループ側の人間は相当な義憤を抱えているはずなのですが、作中の描写からはそれが伝わってきません。
総じて人物の機微に乏しく、主人公の黒田に関しても「顔」が見えてこず、いまいち作品に入り込んでいけない。
口八丁に上司や役人を丸め込む黒田が愉快な序盤の方が楽しめた、というのはどうにも・・・。
ただ、強引さに目を瞑ればストーリー展開やアイデアなどに面白さはあります。
どこに魅力を感じるかによって評価の割れそうな作品。
アマルフィ~サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス~
あまり音楽にこだわる方じゃなく、
このCDも人に勧められて、何となく聴きはじめたのですが、
ここまで美しい歌声だとは!
映画「アマルフィ」の主題歌、「タイタニック」、「トゥーランドット」、
など、よく耳にする名曲がたっぷり19曲も入っていて、聴き終わったら、とてもやさしい気持ちになっていました。
おススメです。