コクヨS&T デジタルシュレッダー NS-DS1
インストール不要でUSBに挿すだけというのがこの商品の一番の特徴。これだと自分でソフトがインストールできない会社などのパソコンでも使えます。
それゆえこれ一つで複数のPCに使え、一見割高な感じのする価格ですが、私の場合3台のPCで使うためお得感がありました。
基本操作は、抹消するファイルをデスクトップのど真ん中に出てくる巨大アイコンにドラッグ&ドロップ。他に通常通りどんどんゴミ箱に捨てて、後でゴミ箱の中身をシュレッドする方法もあり、こちらのほうが普段のファイル削除の感覚に近く使いやすく感じました。
デスクトップの真ん中は意外とフォルダー等のウィンドウで隠れがちだし…。
他の特徴は・・・
・サイズがかなり小さく気軽に携帯できる。
・通常シュレッドと高速シュレッドが選べる。
・ストラップホール?は穴が大きめで、キーホルダー等にもつけられそう。
・空き領域のシュレッドは時間がかかるらしいけど、シュレッド終了時に電源が落ちる設定もできるのはいい(寝てる間にできる)。これはそんなにしょっちゅうやる作業ではないと思いますが、意外と便利な機能だと思います(セキュリティソフトも同様な機能があって、PC全体のスキャンをするときは重宝してます)。
試しに1GB強のファイルを抹消(通常シュレッド)してみたら、約7〜8分。大体説明書に記載されている通りの所用時間でした。
気になった点は・・・
・ログが残せますが、1ファイルごとのログができるため、大量のファイルをシュレッドすると、テキストファイルが抹消したファイル数分できる。ここはファイルごとではなく1回のシュレッド動作に対してログができる設定もあればいいのにと思いました。
・PCから外す時は、説明書に書いてあるとおりにしないとうまくいかない…(とりたてて面倒な作業ではないですが)
・使用中、本体は結構熱くなる…。
・ほんとにシュレッドされたかどうかを確かめる術がなく、「絶対に復元できない」と書いてある取説の言葉を信じるしかない(この商品に限らずどんなものでも一緒ですが)。
まあ、気になる点といっても大したことではないので、評価は満点です(^ ^;;
2010年12月8日追記:
いまだに愛用しています。
通常のシュレッド以外に「ウィンドウズの一時ファイル抹消」という機能をよく使っています。使っていると結構な容量のデータが溜まるようで、Cドライブの容量が不足しがちのときにこれをすると場合によっては数百MBの容量が増えます。今では定期的に実施しています。
コクヨS&T デスクサイドシュレッダー スノーホワイト KPS-X80W
電化製品の中には、次も、もう一度同じものを買ってみたいと思える商品があるものだ。
このシュレッダーもそのひとつ、何しろ使いやすい。
A4サイズがそのまま入るのは、ものぐさな僕でも途中で投げ出したりしないですむ。
容量も小さすぎないため、こまめにゴミ捨てをしなくていいのも魅力だ。
それに引き出し式だ。これは、使いやすい物を求める人には必須でしょう。
一度多量の紙を入れてしまい、機械が止まってしまったことがある。
シュレッダーというやつは、一度止まってしまうと途中まで入った紙は、どれだけ上から引っ張ってもびくともしない。
(初めて買ったシュレッダーだから知らなかった)
冷や汗をかいた。
逆転というやつが付いていて、そこにスイッチを合せたら、あっさり解決した。
基本機能がしっかりしているのは、後悔しなくて済む。
しかし、それだけでは、もう一度買いたいと思えるには不十分だ。
お気に入りになっているのは、そんなことではない。
圧迫感が無いのだ。丸みを帯びたフォルム。暗さのない白。つつましやかな艶消し。
畳部屋で、文机で、ちゃぶだいの隣に、そんな使い方の可能性があるなら、迷う事なくこれを薦める。
次に買う時も、販売されているロングセラーなっていて欲しい。心の底から、そう思える商品です。
PLANEX USB2.0/1.1 4ポート USBハブ バスパワー(USBケーブルA to miniB 30cm) PL-UH401
先日torneを購入したのですが、
PS3本体のHDDだけでは容量が足りないので、
BUFFALO HD-CL2.0TU2/Nと共にこのUSBハブを購入しました。
torne、USBハブをps3に直接差し、
USBハブにコントローラー、キーボード、外付けHDDを差して使用しています。
肝心の外付けHDDですが、完璧に動作しています。
最近の外付けHDDの標準機能であるスリープモードも問題なく機能しました。
新型PS3のUSB端子の数でお困りの方におすすめの一品です。
SANWA SUPPLY パーソナルシュレッダー PSD-11 (A4対応, CD対応, DVD対応, クレジットカード対応, クロスカット, 容量3.3L, カット枚数1枚)
ちょっとした請求書や、あの頃の淡い思い出は、細かくクロスカットしてくれるので値段以上の性能は持っていると思います。
ハンドルが小さいので、ハガキ程度の厚さの紙を裁断するのにも力がいります。
CDになると重労働です。
ハンドルが外れやすいのも問題です。
不要になったコピー用紙や雑誌等を連続で裁断してみた結果、700枚を越えた時点で横刃の切れ味が怪しくなってきました。
3,000枚の時点で紙詰まりのせいかは不明ですが、歯車が破損してしまいました。
用途は完全に家庭用ですが、オフィスで手軽に運動するのにも使えなくはないと思います。
記憶するシュレッダー―私の愛した昭和の文士たち
数年前に坪内祐三が(確か福田和也との雑誌対談だったと思うんだけど)、「週刊コウロン」や名編集者としての水口義朗について触れていて、それでちょっと気になっていたのである。それまで著者の水口義朗については「こんにちは2時」の司会だったり、「朝生」での女性問題の論客、「スーパーモーニング」でのコメンテーターなどテレ朝系文化人?くらいのイメージしかなかったのだけど。
この著書を読んでいると、「婦人公論」のウリであった著名人“告白手記”成立の影に、旺盛な好奇心と真摯な姿勢、節度ある工夫と粘り強いアプローチが潜んでいたことがわかる。そして何より、文学および文学を生み出す作家たちに対する愛の存在を感じる。著者は与えられた職務柄、下世話な部分を含めたヒューマン・インタレストに興味を持っていたと思うけど、その前提として、“まず作品、まず文学”といったところがあったと思う。そして、作品を生み出す介添え役としての自負も。でなけりゃ、「小説のリアリティは虚にあるのだから」なんて本質的でかこいい言葉、なかなかすっとは出てこない。それにしても、この作家たちとの交流ぶりはハンパじゃないな。量、質、幅に、深さが加わっている。
本書でも小田実、岡本太郎が取り上げられているが、次作ではぜひ、文学畑以外の魅力的な人物たちのエピソードをまとめていただきたい。