All You Need Is Now
ダンサブルなDURAN DURANが帰ってきた。(嬉)
前作"RED CARPET MASSACRE"も、ある意味ダンサブルな音であったが、
それは今どきのクラブ・ミュージックであったのに対し、
今回は紛れもない"あの頃"のディスコ・サウンドである。
だからといって懐古主義的でもなく、あくまでASTRONAUTの延長線上…であり
現在〜未来に向かっているDURAN DURANのニューアルバムである。
POWER STATIONの頃のように縦横無尽に暴れるベースライン、
勝手気ままに羽ばたく蝶のようにきらびやかなシンセサイザー、
そして、好きな人にとって病み付きになる唯一無二のあの鼻声…
それらの"我侭"というか、楽曲に対するそれぞれの"自己主張"のベクトルが
同じ方向へ向かった時に生み出される爆発的なケミストリーこそ
初期3作のDURAN DURANが、我々を夢中にさせてくれたかっこよさであり
他のフォロワー達との最も大きな相違点だったと思う。
そこで今作"ALL YOU NEED IS NOW"
まず、ここ数作の中では、サビのメロディーがはっきりとしてわかりやすい印象的な楽曲が多い。
中でも"Being Followed"や'"Girl Panic!"には、
火花散るメンバーどうしのぶつかり合い…
あの頃のDURAN DURANの放っていた"熱さ"を感じる。
"名作"と呼ぶには違和感はあるが、"傑作"と言えば異論を唱える人はぐんと減って、
"力作"と言うならば、現状のDURAN DURANを自発的な意志を持って聴いた人なら大多数が賛同者であろう。
このアルバムにとって「80'Sっぽくて良かった!」という賛辞は、
安っぽく感じてしまうほど充実した、あの頃のDURAN DURANの音が詰まっている。
助っ人Don Blownも「もし彼が残っていたら…」という我々の妄想を満たすため、
これまでのギタリストの中では、最も彼っぽい演奏に感じる。
今作の陰の功労者であるように思う。
興味のない人にまでお薦めするするつもりはないが、
自発的な意志を持ってこのページに辿り着いたアラフォーの方々、
特に前作や前々作にがっかりした人達には
是非聴いてもらいたい"2011年のDURAN DURAN"であり
あの頃が青春だったアラフォーにとっては、とても耳障りの良いアルバムでもある。
ライヴ・フロム・ロンドン [DVD]
何故か、腰が動きます。自然に。80年代に青春を送っていた人だからかなあ。とにかく、かけているだけで踊れます、歌えます(スキャットですが歌詞は知らない)、ほとんど。このDVDで身体と精神の青春を取り戻せる感じ。
腰が動くのに合わせていつ習ったか忘れたエアロビの動きをちょっとずつ加えるとびっくりするほど汗が出ます・・。疲れたら身体にしみこんでるお嬢様ステップ(ニュートラステップとも呼ばれましたねえ)で、息を調整。DVDは長いんですから・・・。
よくは知りませんが(特別ファンではありませんでした)、メンバーの姿かたちには大きな変化は無いように見受けられました。ただ、ボーカルが足が長くて見栄え・スタイルともに良いのには驚きました。(全盛期には知りませんでした、ファンの方たちごめんなさい)顔はデカいんでそうは見えなかったっぽいねえ・・・。ロングで見るとめちゃかっこいいのよ!
ベースがキーボードの前でリズム調整してるところを見るとリズムはその二人がリードしてるようです。
そうそう、コーラスのサラ・ブライトンというお姉ちゃんがこれがまためちゃくちゃかっこいい!
デュラン・デュラン (シンコー・ミュージック・ムック―アーカイヴ・シリーズ)
この本は今現在入手出来得るデュラン関連の本の中では最も読むべき価値の有る一冊です!
シンコーミュージックの豊富なインタビュー&テキストの中から選りすぐりの
記事を集めた単なる写真のみの中身の無い物と違い各メンバーが成長するに
従って変って行く音楽的な趣向等、リアルタイムでデュランを聴いた人も
80年中期黄金時代以降にファンになった人もまず最初に手に取るべき一冊がこれだと思います!
自分の場合高校時代にやたらと流行っていたので当時はさほど熱心に聴かなかったのですが、
今、聴いてもポップソングとしてかなり良い出来の曲も多いので
この本を読んで納得する所も多かったですね!
グレイテスト [DVD]
とにかく懐かしいー。18年ぶり来日のライブではカッコ良さは残ってながらも多少オヤジ化していた彼らですが、映像の中では当時のままです。デビュー曲プラネット・アースでは笑える程初々しく歌いはね踊るサイモン!メンバー全員可愛いです。何曲かには隠しトラックがあり、ニュー・ムーン・オンーマンディは4つの別ヴァージョンが楽しめます。インタビューや写真ギャラリーもあってPV以外にもファンにはたまらない要素が盛りだくさんです。現代程映像技術が発達していないため、少し古臭くて子供だましなところがある点が星1つマイナスですが、まさにこれがデュランの全てという感じです。デュランに青春をささげた方にはお薦めの一品です。
All You Need Is Now
ダンサブルなDURAN DURANが帰ってきた。(嬉)
前作"RED CARPET MASSACRE"も、ある意味ダンサブルな音であったが、
それは今どきのクラブ・ミュージックであったのに対し、
今回は紛れもない"あの頃"のディスコ・サウンドである。
だからといって懐古主義的でもなく、あくまでASTRONAUTの延長線上…であり
現在〜未来に向かっているDURAN DURANのニューアルバムである。
POWER STATIONの頃のように縦横無尽に暴れるベースライン、
勝手気ままに羽ばたく蝶のようにきらびやかなシンセサイザー、
そして、好きな人にとって病み付きになる唯一無二のあの鼻声…
それらの"我侭"というか、楽曲に対するそれぞれの"自己主張"のベクトルが
同じ方向へ向かった時に生み出される爆発的なケミストリーこそ
初期3作のDURAN DURANが、我々を夢中にさせてくれたかっこよさであり
他のフォロワー達との最も大きな相違点だったと思う。
そこで今作"ALL YOU NEED IS NOW"
まず、ここ数作の中では、サビのメロディーがはっきりとしてわかりやすい印象的な楽曲が多い。
中でも"Being Followed"や'"Girl Panic!"には、
火花散るメンバーどうしのぶつかり合い…
あの頃のDURAN DURANの放っていた"熱さ"を感じる。
"名作"と呼ぶには違和感はあるが、"傑作"と言えば異論を唱える人はぐんと減って、
"力作"と言うならば、現状のDURAN DURANを自発的な意志を持って聴いた人なら大多数が賛同者であろう。
このアルバムにとって「80'Sっぽくて良かった!」という賛辞は、
安っぽく感じてしまうほど充実した、あの頃のDURAN DURANの音が詰まっている。
助っ人Don Blownも「もし彼が残っていたら…」という我々の妄想を満たすため、
これまでのギタリストの中では、最も彼っぽい演奏に感じる。
今作の陰の功労者であるように思う。
興味のない人にまでお薦めするするつもりはないが、
自発的な意志を持ってこのページに辿り着いたアラフォーの方々、
特に前作や前々作にがっかりした人達には
是非聴いてもらいたい"2011年のDURAN DURAN"であり
あの頃が青春だったアラフォーにとっては、とても耳障りの良いアルバムでもある。