アニーズ・ブギ~ライヴ・イン・ジャパン1985 [DVD]
1974年に初来日した折に、The Acesとの鉄壁のコンビネーションを見た人には、実は少し食い足りないかも知れない。しかし、このとき齢七十をこえるのである。しかも、グレッチのギターはさほど使っていなかっただろう事は明白で、ギルドの12弦ギターの方が遙かに響きが良く演奏を行っているのだ。
ライナーを書いている小出氏は、主催者がグレッチでの演奏を望んだこともある、という趣旨の事を書いているが、実際にはこれは大きなお世話だったかも知れない。
このライブを見ている筈なのだが、場所を記憶していなかった。なるほど、今は無き有楽町そごうの上にあった読売ホールだったのか。いや、ドラムのオディ・ペインを親爺と同じだなどと与太を飛ばしているお茶目なロックウッドの発言で会場で笑ってしまったのは覚えているのだが。
ブルース・ライブ! ~コンプリート版~
Chicago Bluesのお手本のアルバムです。
The Acesのバッキングが素晴らしい。
ブルーススタンダード曲も多くやってますので、
プレイヤーには大変勉強になるアルバムですね。
以前に発売されてたものより音がよくなってます。
歌詞カードがついていればもっと良かったと
思います。
ロバート・ジョンソン・クラシックス
あまり好きな言葉ではありませんが、いわゆるアメリカン・ルーツ・ミュージックというのは、古謡の旋律を拝借してそこに自分なりの歌詞を乗せるので、ロバート・ジョンソンの元ネタを集めたこういったコンピレーションは、ロバート・ジョンソンの曲を好きな方はこれらの曲との比較でもちろん、また2、30年代のデルタで過ごした若者が好んで耳にした音楽という視点からも興味深い選曲であるように思います。良質のオムニバスとしても楽しめます。因みにライナーがとても参考になりますので、このCDはこのCDで購入する価値がありますが、英インディゴからの三枚組の箱もお勧めです。
ステディ・ローリン・マン [初回限定盤]
ロバートジョンソンの義理の息子ということもあって、多分プレッシャーも大きかったと思いますが、なかなか二代目も頑張ってます。
正統派のモダンブルースが心地いい。当然エイシズがバックで問題無し。
まとまりすぎてる所が、評価の別れる所かと思いますが、これはこれでいいと思うな。。。