再会の街~ブライトライツ・ビッグシティ~ [VHS]
理想と現実の違い。歯車があるときからズレはじめて今ではもう・・・
そんな現実味溢れる作品。
理想像ばかりの映画が多い中で現実的な感じがする。
最後はゼロに戻る感じがするのもすごく良い。
Lucky Man: A Memoir
パーキンソン病について知っている人はどの程度読者のなかにいるのだろうか。日本では10万人に1人という発症率の難病で、『手の振るえ』『筋肉が硬くなる』『動作の緩慢』『姿勢を保つことが困難』が4大症状といわれる者である。しかし、現実には症状の出方は個人云々で全く違うし、発症年齢もこの本の著者であるマイケルJフォックス(MJF)のように30代で発症したり、高齢になってからの発症もある。若年で罹患した場合は仕事がやっと充実してきた頃であり、家庭では子供が小さく今後成人するまでには時間と金銭面で多くかかる。MJFにとって発症した時『バックトウザフュゥチャ-』の成功により地位と名声は手に入れてはあったが、その地位と名誉を保つためにパーキンソン病にかかっていることを必死に隠し、ついには世間に公表せざるを得なくなる。健常な大半の読者にとってはMJFという俳優の過酷な闘病記であろう。しかし、私のように40代で発症し現在50歳のパーキンソン病患者にとっては『涙なしではとても読めない』内容であった。タイトルを『ラッキーマン』にした意味も素晴らしい。多くの人達に是非読んでいただきたい名著だと思う。
ファミリー・タイズ‾家族はバラ色に (8) (字幕版) [VHS]
お笑い番組と言うと、下品なものや、誰かをからかうものが
多いですが、
本作は、ほのぼのとしていて、誰もが笑いを楽しめる
アメリカでも有名な素敵な作品です。
アメリカにはこのような番組が多いのですが
日本にないのはなぜ? 国民性の違いかなぁ?
と思うこの頃です。
日本にもこのようなほのぼのとした
楽しい作品、登場してほしいものです。
Lucky Man: A Memoir
パーキンソン病について知っている人はどの程度読者のなかにいるのだろうか。日本では10万人に1人という発症率の難病で、『手の振るえ』『筋肉が硬くなる』『動作の緩慢』『姿勢を保つことが困難』が4大症状といわれる者である。しかし、現実には症状の出方は個人云々で全く違うし、発症年齢もこの本の著者であるマイケルJフォックス(MJF)のように30代で発症したり、高齢になってからの発症もある。若年で罹患した場合は仕事がやっと充実してきた頃であり、家庭では子供が小さく今後成人するまでには時間と金銭面で多くかかる。MJFにとって発症した時『バックトウザフュゥチャ-』の成功により地位と名声は手に入れてはあったが、その地位と名誉を保つためにパーキンソン病にかかっていることを必死に隠し、ついには世間に公表せざるを得なくなる。健常な大半の読者にとってはMJFという俳優の過酷な闘病記であろう。しかし、私のように40代で発症し現在50歳のパーキンソン病患者にとっては『涙なしではとても読めない』内容であった。タイトルを『ラッキーマン』にした意味も素晴らしい。多くの人達に是非読んでいただきたい名著だと思う。
ラッキーマン (SB文庫)
マイケルの幼少時代から現在まで、様々なことが彼の言葉で綴られています。
最初、「自分のことをラッキーだと思うのだ。」という表紙のメッセージとタイトルには「うそだぁ」と驚きましたが、彼が「Back to the future」などに出演した最盛期にどれだけ思い上がった人間だったかを知って、こんな人だったのかとビックリしたのも事実です。
でも、彼がそう思うまでにどれだけ苦しんできたかを考えると、私だったら耐えられるだろうかと思うし、彼の気持ちと痛みを理解するのは簡単なものではないと思います。様々なプレッシャーがあり、人との様々な確執があり、パーキンソン病の苦しみもありました。そして彼はパーキンソン病であることをずっと隠してきたのです。どれだけ心身共に苦しんだことでしょうか。
しかし、そんな彼が家族と向かい合い、病気と向かい合い、世間に病気を告白したことで、彼がどれだけ大切なものを得たかと考えると、素晴らしいなと思います。そんな彼の精神力と、家族の支えを讃えたいです。
パーキンソン病のことももちろん100%ではないけれど、前よりは結構分かったと思うし、何よりマイケルからは言葉に表せないような人間の内面的な色んなことを教えてもらったと思います。このことを忘れず、私の生き方にも活かしていき、充実した人生が過ごせたらな、と思います。