今日も明日も。 7 (花とゆめCOMICS)
ひょんな事から読むことになったこのマンガ、非常に面白く拝見させて頂いております。
当方30代男性なのですが、
自分が学生時代に目指していた夢と重ね合わせてみると、かなり感情移入できてしまいます。
少女漫画特有の恋愛の壁だけでなく、
漫画家を目指すという純粋な主人公のその夢への道の技術的なところなど、ベテラン作家さんらしい話の組み立て等、正直感服。
最近の作家さん達のお手本にさせたいような作品です。
何よりコミック巻末の舞台裏話も毎巻楽しみ。
「こうやってマンガって描くんだ!」
というものも余すところ無く描かれております。
私のような男性にも、女性にもオススメ!
何より漫画家を目指している中学生高校生あたりにとってはバイブルになるのでは!?
是非とも夢を持っている人に読んでもらいたいマンガです。
絵夢詩ノススメ
SHING02の最初のアルバムになるはずだったという作品で、96年頃の作品ということで最初は聞く前に古く感じてしまっていたが聞いてみるとけっこう古臭くなく今でも結構通じると思う。この頃から三木道三とつながりがあったらしく一緒に作品を作ったものも入っている。
Wジュリエット ドラマCD
スト-リ-はおもしろいといえるほどでもないのですが、三浦3兄弟の会話はおもしろかったです。
それに、主人公などの人の声は初めて聞く人には違和感があるかもしれませんが、聞いているうちにあっているのではないかと思います。
それに、一番気になっていた悠斗と茜の話があり、それもお楽しみだと思います!
今日も明日も。 8 (花とゆめCOMICS)
1〜7巻とは違い、「普通」ってなんだろうという恋愛以外のテーマが8巻には入ってきました。
人間の内に秘めた感情をすぐに出して「変」だと思われてしまう純粋な主人公と、
ライバルと、友人と、兄弟と、と人間関係のやり取りが絶妙。
少女まんが的な恋愛感情もさる事ながら、随所随所に入れられたユーモアや、一コマ一コマの技術など、
見ていて本当に引き込まれてしまいました。
主人公2人が漫画家と見習いという設定と、作者の経験等もリンクしているのでしょうね、
そのリアリティがなんか親近感さえ抱きます。
前巻で初レビューを書いた時以上に感銘を受けた8巻。
現在「花とゆめ」で連載しているものの中では、群を抜いて安定感があり面白い作品だと思います。
伏線を張りまくってあとから色々、っていうパターンの近年ありきたりな漫画とは違う何かがあるかも。