ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
スピード感のある展開、登場人物達の成長、大人達の選択、重すぎるハリーの宿命、そして意外なラスト・・・。
今回も上下巻あった割に、一気に読み切ってしまい、全く長さを感じませんでした。
所々で前作までの話が出てくるので、思い出すのに楽でした。
たぶん、途中から読んだ人にも配慮してるのかもしれませんね。
色々と感情を動かされた今回の作品で強く思ったのは、「選ばれし者」がなぜハリーなのか?
というものの「答え」を自分なりに感じた、という事でした。
本当に凡人な彼が持っている多くのもの。それこそが、人間として(ちゃんと)生きていくのに必要なもの
なのではないかな。
ここまで来たら、少しでも多くのハッピーエンドで終わって欲しい、と願わずにいられません。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版
ハリーポッターが面白いのは今更という感じで誰もが知っている事ですが、私がこの本をオススメしたいのは装丁の素敵さからです。他にもペーパーバッグで発行されてはいますが、このシリーズが一番本としても綺麗で洒落ています。子供の頃、イラストが綺麗で内容と共に表紙などが心に焼き付いていたお気に入りの本があったと思います。この本は、まさにその一つになりうるのではないでしょうか。発行を待ってでもこちらを選ぶ価値がある! と思います。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [Blu-ray]
映画「ハリー・ポッター」シリーズ第3弾。原作は未読。
刑務所であるアズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが登場し、
彼がハリー・ポッターの両親を死に追いやった人物だと知る。
毎回のことながら、本筋に不要と思われる場面が多数あり、
結局は終盤の数十分で一気に何もかもが終わってしまう印象。
不思議な世界観を味わう要素にはなっているが、
バックビークという獣やクィディッチのシーンなどがなくても
何とでもなってしまいそうなストーリー展開。
主人公たちを目の敵にしているドラコ・マルフォイも
少し騒いだだけですぐに引っ込んでしまい、存在感が薄い。
アズカバンに収容されながらも脱獄したシリウス・ブラックが
いかに恐ろしい人物とされているのかの説明も薄く、
実際に出会ったときの恐怖感が感じられないのも残念。
全体的に、ハリー・ポッターが活躍するというより
たまたまやったことがすべてうまい方向へ転がっただけ、という感じで
むしろハーマイオニーの方がよっぽど頭を働かせている。
映像としては素晴らしいだけに、
話にそれほど引き込まれないのが残念。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人【字幕版】 [VHS]
以前からずっと楽しみで仕方なく、
思いきって注文をしてみました。
届いて即、見ました。
一度、映画館でみていたんですが
ビデオで何度も見れる、というのはやっぱりとても嬉しいです。
これからもたくさん見ようと思います。
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (US) (Paper) (3)
英語はちょっとだるいな。と思いつつも、2巻でやめられなかったし、買って読んだら、その価値は大きかった。まず、日本語版でもデカくてかばんに入らなくて苦しんだけれど、このアメリカ版はもっとでかくて驚いた。辞書みたいです。だけど、枕元において毎晩重いエンボス加工の豪華な表紙を開くのが、何よりうれしかった。
そしてストーリー。もー最高。今までの中で一番面白い。会ってみたいような、愛すべき登場人物がたくさんでてくる。最後のほうは涙涙でした。その人柄に溢れるセリフに。思いに。
暴力もセックスもなくて、大人がなんでこんなに読んでいるのかが判る。それは、自分が今、ないがしろにしつつある、泣けるような価値観に溢れているから。友情、愛情、固い固い絆。読み進みながら!、背筋をただす思いだった。英語だからと躊躇せずに読むべし。そんな俺は31歳。