則天武后 DVD BOX
以前NHKで放映されてから、まったくDVDが出てなかったのでうれしいDVD−BOXでした!
「芙蓉鎮」で有名な劉暁慶ですが、私自身はこちらが先だったのでこっちが劉暁慶のイメージが強い。いろいろあった彼女だが、復活して今なお現役。悪女をさせたらぴか一女優(笑)
歴史的なところで導師じゃなくて尼さんになったり、後半の歴史のくだりが史実と違うらしいというのを後から知った。
彼女の西太后は一度見ておきたい…
西太后 (完全版) DVD-BOX
本当ですか。本当にあれがDVDになったんですかやっと、という思いです。
「続西太后」を昔劇場で観てハマってしまい、「西太后」もレンタルで観ました(昔は両方地上波でも放映したんですよ!)。
面白いです。
何かこのテの作品に偏見を持っている人には、「1人の女性の痛快出世物語」と思って観てほしいです。
ヒロインがのし上がります。色々な男性キャラも登場しますが、勝てません。
「ラスト・エンペラー」より前に、本国で、紫禁城を使って撮影しまくってます。映像がリアルです。ヘンにオシャレじゃなくて本当に普通に当時の雰囲気が出てて、生々しいところがいいです。
この映画を観て、大学で中国史を学ぼうと決めたぐらいです。
八里橋の戦いや円明園の破壊略奪など、西洋との戦争も詳しく描かれています。
残酷シーンは、まあ西太后のそういうエピソードはほとんど則天武后のそれのパクりで、伝説に過ぎないんですが、ちゃんとやってくれちゃってます(笑)。続編の方がラストはエグいかな。
それに、レオン・カーフェイのデビュー作で、続編はコン・リーの実質デビュー作みたいなもんです。実はお宝作品です(笑)。主演のリュウ・シャオチンは「芙蓉鎮」の人だし(こっちでは可愛い女性役)、日本でもBSでやってた「則天武后」でも主演してます(女帝女優…(笑))。チェン・ダオミンも同治帝役で出ている(コン・リーと悲恋を繰り広げます)。
しかし、「ラストレンペラー 火龍」までくっつけてBOXというのは、明らかに抱き合わせですね。やっぱり、単独では売れないと考えられているんでしょうかね。ファンとしては残念です。