犯罪捜査の心理学―プロファイリングで犯人に迫る (DOJIN選書 17)
プロファイリングに興味があり買いました。
皆さんの評価がよかったので読んで見ると評価どうり素晴らしかったです。そもそもプロファイリングとは何かがわかりやすく書いてあって初心者の私でも簡単に読めました。
プロファイリングに興味がある人は是非読んで見てください。
子守歌をうたいたい 長野県立子ども病院と小児医療のいま
この表紙の子が、天国に行ってしまった次男です。カンガルーケアをしているところです。
カンガルーケアとは、父や母の裸の胸に小さな子を抱っこする方法で、子供が落ち着いたり、その他親子に、色々と良い効果があるそうです。
この本は、地元の新聞社が、子ども病院の新生児病棟を中心に取材し、紙面で連載したものを、まとめて本にしたものです。
未熟児や障害児、脳死判定など、少し重いですが、大切な内容が詰まった本だと思います。
ジョンQ-最後の決断- [DVD]
まず細かい部分を述べればこの作品の警察はふがいなさすぎです。
隊員が1人潜入しジョンQ(デンゼル)を撃つ時も肩に当たった程度で普通にはずしてますし、
あっさりぼこられ捕獲。最後にジョンQを逮捕したつもりが、顔を確認もせず替え玉を逮捕してます。そのあと本人をすぐ逮捕したからいいんですが、あれだけの事件で一瞬とはいえ誤認逮捕はありえません。しかしこの作品はそこらへんのアクションやサスペンスとは全く違うテーマに基づいての洋画ですから、自分のようにそんなこと気にするのは野暮でしょう。
ジョンQ(デンゼル)が立てこもる前の必死に息子を助けようと医者に詰め寄る形相は印象的でした。
そして愛する我が子の為ならば自分の命も捧げるのは究極の愛。
金で命に関わる手術の有無が決まるのは致し方ないものがあるにしても、ジョンQの立場になったら納得出来る人など到底いないと思いました。
大きな感動とある意味残酷でリアルな社会派作品でした。
破滅―梅川昭美の三十年 (幻冬舎アウトロー文庫)
前代未聞の凶悪事件であった、銀行強盗、人質立てこもり事件の犯人の経歴を追ったドキュメントです。新聞の本らしく、中立的に真相に迫ろうと、様々な人に取材し、犯人の実像を描き出そうとしているところに好感が持てます。この事件生んだ背景や、犯人のそれまでの人生について考えさせられる良い本です。犯罪者について、理解を深めるのに良い本だと思います。