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こどもの発想。「コロコロバカデミー」ベストセレクション
目茶苦茶面白い。作者のつっこみも良いし。
涙が止まらない面白さ。
何よりこの自由でカオスな発想。アホでノスタルジーにしがみつき「昔は良かった」「今の子どもは創造/想像性のない遊びしかしない」というような言説を平気な顔して垂れ流す、学者たちに読ませたい。何よりの反証となる。
教育学者や民俗学者も、こういうものをもっと取り上げないと。
取り上げないから、子ども論はいつまで経ってもカビの生えた有りもしない子ども像を語るだけで面白くないし説得力もないんだよ。それで説得されるのは子ども憎しの同族だけ。
ためらいもなく下品な言葉を書き、明らかに勢いだけで書いている内容に目茶苦茶な筆圧。しかしそれはいっそ清々しく、「教育」で真人間にされきる前の自由な発想がそこにはある。
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味写入門(あじしゃにゅうもん)
「ほぼ日刊イトイ新聞」では、
たまに読んでいましたが、とうとう本になったということで
早速買ってみました。
結論から言うと、本は本でいいのですが、
上下スクロールで解説する「ほぼ日版」のほうがよかったですね。
とはいえ、表紙のような写真はプロには絶対撮れないでしょうし、
思わず笑ってしまう写真も結構、あります。
できればもっとページ数があればよかったかな。
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DRILL KING ANTHOLOGY
ドリルキングレーベル所属のアーティストのコンピレーションと銘打った当時の電気グルーヴの本体ではできない強烈な個性を放ちまくっているネタ優先の楽曲をまとめた企画盤。まりん歌唱による3、まりんによるクラフトワークのツールドフランスの完コピにチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」強引に融合させた5、聞き手に対する嫌がらせにしか思えない6、ハードフロア節と演歌が融合する8など聴き所満載。普通の音楽ファンにはお勧めできないが、電気のファンは必聴の内容となっている。ブックレットも何一つ本当のことが書いてないのが笑えます。
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悲しみジョニー<限定版> [DVD]
DVDのオマケについている「どじょうすくいレッスンビデオ」が、ヤバいっす。
どじょうすくいに「家元」があったこと自体、驚きなんだけど、
そのどじょうすくい家元の一宇川先生というのが、「笑い方」まで指導しています。
本人は大真面目なんだろうけど、そこがまた笑える。
ジャケット裏に、買った人にしかわからない、ある文字が!!
天久聖一らしいなあ。
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TMC
私と同世代の方は、スネークマンショーをイメージするかもしれません。
本田博太郎〜♪の歌が私のお気に入り。
この歌については、ネタもとを知っているとかなり面白いと思います。UPAAAAA〜って?と言う方は、
本田博太郎の出演した映画を検索。
しかし、うかつにも面白いから・・・・友人の女性に薦めてしまいましたが、後半の楽曲はなかなか
下ネタ満載で、軽くセクハラとなってしまったかもしれません。