東大ドクターが教える、やる気と集中力の高め方
各々のタスクの時間を計るということが、気づいているようで気づかない新しい視点である。
朝、玄関まで新聞を取りに行く行動。
そんなに時間はかからないのに、精神的な面倒くささは大変なものであると皆さん同意してくれるだろう。
著書は、面倒くさいこと(例えば勉強を始める)ということを、いかに面倒くさくないようにするか、
科学的に方法を説明してくれる。
著者の受験体験(東大理科三類合格)とその後の医師としての体験が、その方法の正しさを裏付けていると思う。
受験生のみならず、仕事を追われている社会人必読の書と思う。
大検から東大理3に合格する方法 (YELL books)
題名に惹かれ、興味本位で手に取りました。世の中には受験もろくにできずに苦しんでいる人がいることを知りました。確かに受験書として読んだ人には物足りない内容なのかもしれません。しかし、私は自分自身の不平不満だらけの日常を反省する機会をもらうことができありがたく思っています。私は、人生において筆者のように、何をすることもできない辛さ、痛みしか感じることのできない苦しみなどを味わったことはありませんが、想像するだけで恐ろしくてなりません。秀でた存在だったからこそ筆者の苦しみは並々ならぬものだったと思います。闘病生活を生かして、すばらしいお医者さんになってほしいと素直に思います。