野村ノート (小学館文庫)
本書に書かれているのは、野球の技術論が半分、野村監督の人生観、人材育成論等が半分というところでしょうか。
技術論もいいのですが、私たちふつうの野球ファンにとって面白いのは、やはりそれ以外の内容です。
プロ野球選手の人生は現役を終えた後のほうが長い、と野村監督はよく言いますが、本書でも、「何よりも人間的な成長が不可欠」、と強調しています。甘やかされて育った選手は後で苦労する、という実例にあの有名投手の名前も挙げていましたよ。
反面、自分自身の至らぬ点も明かしています。
著者が阪神の監督を辞任した2年後に、星野監督が阪神を優勝させました。
当時、阪神のオーナーに言われたのは、
「野村くんと星野くんには決定的な違いがある。野村君は詰めが甘いよ」
ということでした。
野村監督は「4番を獲ってくれ」「エースを獲ってくれ」とフロントに要求しましたが、実際に誰を獲ってほしいとか、積極的にFA交渉に乗り出したりしませんでした。監督の仕事ではない、と思ったからです。
しかし、星野監督は違いました。フロントに「伊良部」という実名をあげて選手を獲得させ、金本をみずから口説き、さらにコーチ、選手などチームの3分の1近くを入れ替えました。
著者は、確かに自分は詰めが甘かった、と率直に認めています。
監督として確信に満ちた内容が多かったのですが、自分が育てた選手に対するボヤキには、ちょっと笑ってしまいました。
何でも、ID野球を一番仕込んだはずの古田から年賀状も来ないそうです。もちろん、お中元やお歳暮も一切ないので、たまにテレビのインタビューで
「野村さんに感謝しています」と古田が答えても、
「いかにも無理やりいわされたという感じで、
私はいい気持ちがしなかった」
といじけてしまっています。
こういうところが「月見草」なのかもしれませんね(笑)。
EXILE GENERATION クリスマス SP [DVD]
クリスマスならではの様々な企画が良いです。AKIRA、NAOTO、小泉今日子、YOUの4人のサンタクロースコントや、タカショーのハリセンボンとのデートは特に楽しいです。最後にsome dayも入ってます。エグザムライは入っていません。
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三十何年ぶりか、たまたま野球狂の詩を検索したところ、「AMAZON」でDVDを販売していた。
早速映像を見ると、若い頃、とっても好きだった木内みどりさんが、あの時のままの姿で、あの時のままの声で、再び見ることが出来、青春時代を邂逅している様な錯覚に陥りました。
懐かしきDVDを持っていた「AMAZON」さんに感謝感謝!
プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である (双葉新書)
実名の選手が多々登場し、それぞれの選手をどう評価し、どういう戦術を以て入団させたか。或いはさせることが出来なかったのか。その後その選手がどうなったのか。それぞれのエピソードだけでおそらく一冊の本になるくらいの出来事を、卓越した切り取りで簡潔に紹介しており、ぐんぐん引き込まれます。
スカウト活動をするうえで目を付けた選手が「今のチームに馴染めるかどうかをまず見極める」という言葉もその選手の経過に触れて解説しており、非常に説得力がある内容になっています。そして選手を指名しようと決断した後の、ドラフト会議までの様々な駆け引き。敵は他球団だけでなく、選手の周囲やガセ情報、球団フロントや監督にまで及ぶ時もあり、この仕事が如何に壮絶な仕事なのかということが伝わってきました。
また、様々な喜怒哀楽の経験が感情を押さえた文体で綴られているのですが、かえって著者の仕事への深い愛情と切なさを醸し出しており、哀愁を感じます。野村元監督との確執もクドクド述べてはいないですが、語り口から如何に深い亀裂が走っていたかが伝わって来ます。
「様々な裏切りなどを経験し、人を簡単に信用出来ない人間になってしまった」
こう振り返っていますが、そうした葛藤に決着をつけるかのような第六章の最後の行は読後に深い余韻として残りました。数多くある野球本の中でも異彩放つ必読の書と言えるでしょう。
Rolling Coconuts プレゼンツ ベストヒットUKE
軽快なMCから始まる今回のCDは
良い意味で期待を裏切ってくれます!
聞いた事のある馴染みのメロディーが
アレンジによって見事にトロピカルに大変身〜〜!!
仕事場のBGMに最高です^^
ちょっとカワイ目の「スリラー」・・・
裏切られること請け合いです(笑)
ドライブにも良い感じかもしれませんね〜。
ぜひウクレレ好きな方だけでなく
海に行きたいけど行けない・・・・
職場の皆様にもオススメしたいです!
(現在も職場ではベストヒットUKEがガンガンです♪)