無知との遭遇 (小学館101新書)
奴の作品はいつも僕を鼓舞し、そしてある曲を想起させる・・・。
その曲は「飢えた狼よ 死んでも豚には 食いつくな」のあの曲だ。
人生変えたきゃ読むのがマストなのねん。
小説サブプライム 世界を破滅させた男たち
落合信彦さんの「フィクション」ファンです。
ノンフィクションは読んだことありません。
私は「王たちの行進」を読んで以来、落合さんに
はまりました。
映画を見ているようなハラハラドキドキ感!
現実なのか作り話なのか、相変わらず分からない
ところが凄くのめり込んでしまいます。
さらにサブプライムについて勉強もできる!!
エッセイの方が良かった・・・と言う方もおられ
ましたが、このフィクションかノンフィクションか
ってとこが大好きです。
「私が愛した金正日」
「魔軍」
「ゴルバチョフ暗殺指令」
も読んでみてください!
いまテレビに出ている金正日は影武者なんですよ・・・
モサド、その真実 世界最強のイスラエル諜報機関 (集英社文庫)
高校のころ、同級生に落合信彦をすすめられた。
最初は「2039年の真実」だった。それから、熱中して何冊も読んだ。(ついでに、同時期に同グループで「中国の旅」もはやっていた)
落合信彦を読むのが、ちょっとしたはやりだった。
小説に走ったり、CMに出てからは、すっかりイロモノ扱いされてしまったが、最初のころは、まじめなジャーナリスト、であったのだと思う。少なくとも高校生を本気にさせる力はあった。
この「モサド」は落合の真骨頂であると思う。日本人ジャーナリストの他の誰もが手をつけない、つけられないところまで易々と入り込み、いきなり「外国人ジャーナリスト並み」の力を示したのだ。この功績は、イロモノと化した今でも色あせていないと思う。
「モサドが命を惜しまないのは、仲間が必ず死体を引き取ってくれると信じているからだ」なんてセリフは、高校生をしびれさせた。絞首刑の写真まで載っているし。
結果的にモサド礼賛の大宣伝になったわけだが、アラブ側の視点でも書かないと、当然ジャーナリストとしての姿勢に疑問符はつく。
アメリカとイスラエルにやたらにコネがあるらしい落合信彦。…さて、彼の正体は本当はなんだったのだろう。チンピラジャーナリストか、真実を追い求める一匹狼か、はたまたCIAか。高校生の時はいざ知らず、そのくらいの頭は回るようになった、このごろだ。