IN THE MOTION [DVD]
相対的にカッコいい音楽は世界にたくさんあるけれど、大江慎也の表現はそのどれとも比べられない。その言い表しえぬ感動は確かに今も存在していることが、この「IN THE MOTION」によって示される。
LIVEもDVDも最高でした。大江さん、新譜楽しみにしています!
KNEW BUT DID NOT KNOW
車の中で聴いていますが、どんな音楽よりも飽きがこないのが不思議です。聴きこめば聴くほど、大江氏の才能が感じられます。一回目聴いた時には、大げさにもそこまでは思えなかったんですが、評判以上にただ者ではない大江慎也。
爆裂都市 BURST CITY [DVD]
公開当時映画館で見て、今回DVDで見直しました43歳です。見終わって今こんな映画作れる人っているのかなって思いました。ロックの映画って理屈はいらないと思います。吐け口の無いエネルギーをロックで表現するのに理屈を付けて無理矢理結末を迎えるのはとても苛立ちます。ただ滅茶苦茶に破壊するだけで変な落ちがないのがこの映画の良さです。当時はエネルギーが余っていたせいか、それほどこの映画のエネルギーを感じなかったのですが、今見直すと元気が出ます。ちなみに当時この映画を見たのはPUNKつながりで、ロッカーズもルースターズも全然興味がありませんでした。それは今も変わりません。。。
爆裂都市 BURST CITY [DVD]
この作品はすごい!80年代初頭は日本のインディー音楽シーンのビッグバンと言ってよい。その80年代のロックシーンが良く判る映画。当時、如何にメンタイロックが勢力だったかが良く判る。人によってはいろいろ詰め込みすぎ、目が回る、と言う意見もあろうがそれらが渾然一体となって、わけのわからないパワーを生み出しているのが本作。劇中に出てくるスターリンの歌のホトンドは「TRASH」にしか収録されてないので、入手はすごく難しいのね・・・何とかならんか・・・あと、エンドロールに「手塚 真」って出ているケド、あれって、あの「手塚 眞」か??謎だ・・・。
words for a book
大江慎也自身の言葉がつまった一冊というだけでも読む価値は多分にある。ここには大江慎也として、人としての世界のみえ方、接し方が記されている。
精神病的葛藤を抱えたことがある人ならば、その機微を断片的にも想像がしやすいかもしれない(小松崎氏の項においても)。1つだけマイナスなのは、小松崎氏の項に書かれていた時期の大江慎也自身のことがすっぽり抜けているのが残念でならない。