バカとテストと召喚獣 第1巻 [Blu-ray]
自分はバカテスはアニメから入りました。
すごく面白いと思います。オリジナル話も結構好きです。
原作も全巻買い集めました。
ただ、その後に思った感想としては、確かにアニメは原作の話を削りすぎている感が否めないですね〜。
でもアニメから原作に入る人間としてはアニメの内容がそのまんま文となって書かれているのは苦痛と言ってもいいくらいだと思っています。
「アニメ見たのに、同じ内容なら原作買わないでアニメ見てればいーや!」ってな感じです。
なので、原作とアニメの内容が違うというのはこちらとしては好都合でした。
……でも「原作を見ていて、アニメになってみれば原作より展開が早い」というのが苦手な方の気持ちもわかるので、☆4ですかね〜。
デルの革命 - 「ダイレクト」戦略で産業を変える (日経ビジネス人文庫)
この本を企業のコスト構造について考えている時に手にした。デルとは、店舗・卸を介せずに、電話・ネット・FAXで直接消費者と関係を結び、個々の要望に合わせて構成したパソコンを販売する「ダイレクトモデル」を武器として急成長する企業である。
今の日本でもオンライン専業の証券会社の競争力を問う議論があるが、オンライン専業企業の一つの成功事例となっている企業であり、同時にその成功への過程が書かれている。
しかし、この本は、企業のコスト構造の面だけで見るのはあまりにももったいない。
いかにしてそのコスト構造を築いたか、競争力はどこから来るのか、なぜ卸、店舗を介せずに成功したのか、なぜ個々の要望に応じて構成したパソコンを効率よく作れるのか。それらの点に注目する必要がある。
乱暴に言うと、その答えはITである。インターネット、SCM、CRM、EDI。現在注目されているITの概念を理解する上で本書は大変分かりやすいと思う。
ITを理解したい人、普通の解説本はつまらないと言う人、新時代の企業について知りたい人にオススメです。
ROCK AND ROLL HERO
シリアスな歌詞と、シリアスなバンド・サウンドが充満しているアルバムだ。01年リリースした「波乗りジョニー」や「白い恋人達」とは気配も方法論もまったく異なる。02年、桑田佳祐が世に問うのは、生々しい音と言葉だ。
BUMP OF CHICKENやCUNE、初恋の嵐といった若いバンド群の台頭と、ミスチルやスピッツ、THE BOOMなどの自覚的なバンド群が、力強い活動を続けていた。一方で、ソロを名乗りながら徹底してバンド・サウンドにこだわる奥田民生と、井上陽水がいる。今作での桑田佳祐は、充実したバンド・シーンの中でも飛び抜けて成熟した姿を見せ、ため息が出るほどいなせなバンドマンぶりを発揮している。サウンドは基本的にギター、ドラムス、ベース、キーボードの4リズム。グルーヴの太さは特筆モノだ。歌詞のあちこちに散りばめられた、アメリカやイギリスのバンドたちの名曲のタイトルに呼応するように、ブルースからロックに発展した60〜70年代の粗野で艶っぽい音は非常に魅力的。生のバンド・セッションで作りながら、半年に及ぶレコーディングになったのは、サウンドの後処理とソングライティングにかけた時間なのだろうか。どの曲も音が素晴らしい。同時に、バンド文化を支える大きな柱である歌詞も、痛烈でセクシーだ。日本とアメリカの文化の関係を鋭く描いた2は、よくぞコカ・コーラがCMに起用したと驚いたものだが、ロー・ブロー連発の言葉で広く深く今の日本を描いた手腕は見事。階級化が始まるこの国のヒーローは桑田佳祐だと断言する。
DREAM C CLUB(ドリームクラブ) ZERO
ZEROはグラフィック、演出、シナリオ、サウンド、ロード時間短縮と、あらゆる面でパワーアップしています。
前作は3Dモデルに目を惹かれるものはあったがボリューム不足が否めず、フルプライスには少し首をかしげる内容でした。
しかし今作は会話量も多く、イベント発生量が豊富になっています。
効率重視の攻略プレイをするとデートイベントを取りこぼしてしまいました。
私はお酒は飲めませんが、お気に入りの飲み物を片手にのんびりと遊んでいけるゲームだと思います。
シナリオも全体的に洗練されている印象で、BADエンド以外は悲壮感や不安感を煽るような内容は少なめな様子。
どちらかというとギャグノリで、安心してプレイできます。
実際のプレイ前は「完全版商法かな?」と不安もありましたが、宣伝通りにシナリオは完全新規になっているようです。
女の子の性格設定が同じなために前作と似た会話は発生しますが、より掘り下げた内容になっています。
また、前作のDLCがそのまま引き継げるのは好印象ですし、今作からの髪型変更は素晴らしいです。
女の子の印象がガラリと変わって新鮮な感覚で遊べます。
ゲーム業界が厳しい中、ギャルゲーでこれだけの作り込みと挑戦をしてきたディースリーに驚きます。
モミズム 駒倉まりな [DVD]
前作のジャケットをみて一目惚れ。
一回きりなのかなぁと残念に思いながらも、諦めきれず。
次回作にバッタリ出会うのではないかと切望しながら、お店を転々としていたある日。
おッこ、これは!!(わが目を疑うしぐさ)
髪切ってるから分からんかったやん!
オマケに名前もフルネームになってるし。
片思いしていたあの子、今頃どうしてるかなぁと思ってた矢先に、バッタリ出会ったっていう感覚。
しかしだ。
どうしてもファースト作品がインパクト強かったから、どうも辛口に観てしまう。
それに撮ってるのが前作は女性のような気がしたのだが、今回は男性のためか表情が硬く思えた。
窓辺で撮られたシーンが逆光で非常に見難いのが残念。
こういう作品はエロさも必要だが、女の子を綺麗に撮って欲しいなと切に願う。
太陽のような笑顔が眩しい。
これが売れて次に繋がるよう、満月にお願いしておきます。
応援してます。