ナイーヴ 1 完全版 (1) (ジェッツコミックス)
「読むと、したくなる」っていう帯のコメントが付いてたので惹かれて買ってしまいました。二宮先生の漫画は初めてだったのですが、面白くてちょっと驚いたほどです。簡単に言うと田崎という30手前の男性の目線から描かれた、社会人同士の男女の恋愛物です。彼は同僚からは真面目だと言われ、物事もたいがいのことはスマートにこなす男性のようですが、突然やってきた派遣の藤沢麻衣子といきなり体の関係を持ちます。全体を通して田崎が麻衣子の駆け引きのない笑顔や意味深な言動に翻弄されていく様がとっても小気味良いです。
私自身彼らと同じような部署で働いているので、主人公たちの勤める職場の雰囲気とか、お客さんとのやりとりがとてもリアルに見えました。現実と違って彼らの上司は凄く魅力的な人たちが多いですけど(笑)。もちろん人によるとは思いますが、この作品は主人公たちの年齢に近い年で読むとぐっと共感できたり良さがわかる気がします。きっと私が10代とかで読んでたら「主人公なのに田崎って行動がわけわかんない!!」とか「麻衣子って不思議ちゃんじゃない!?」とか言ってるかも・・・
きれいでもないし過激でもないけれども、セックスのシーンは多いです。丁寧な描写ですが絵柄がさっぱりしてるのでサラリと読めると思います。その部分を除いても大人同士の恋愛物としてとても魅力的な作品だと思います。
ナイーヴ 2 完全版 (2) (ジェッツコミックス)
ナイーブの二巻では、田崎と麻衣子、二人の関係が深まっていきます。
それでも結婚はしないという麻衣子。それに翻弄される田崎。
見ていてヤキモキしますが、それはやはりラブコメだからでしょうか。
エロイシーンもありますが、不思議とエロくない。
巻末の辺りに書かれている著者のあとがきも良い感じです。
マイナーな作品ですが、著者の書く漫画は好きなので、気になっている方は是非、一読を
Re Voice ― 白鳥英美子ベスト
…この人のベスト版は結構多く出ていますが、TVアニメからの視点ですと、「楽しいムーミン一家(平成2年4月〜平成3年10月)」で「3(初代OP)・4(初代ED)・6(2代目ED)」が、そして「コスモウォリアー零(平成13年7〜9月)」で「17(ED)」が流れました、そこに注目したいと思います。「6」は、「楽しいムーミン一家冒険日記(平成3年10月〜平成4年3月)」でもED曲として流れました。
あと、「5」が「ドラえもん」の映画「のび太のドラビアンナイト(平成3年3月)」、「10」は「楽しいムーミン一家冒険日記」からの映画「ムーミン谷の彗星(平成4年8月)」で流れましたね。うーん、「10」と一対になる挿入歌「しあわせのモルガーネ」が入りませんでしたか^^;。
私も「3・4・6」は聴いたことがありますが、アニメの雰囲気どおりの穏やかさがポイントだと思います。まあ、TVアニメ関連曲が全部揃ったということは評価したいですね。