僕はここにいる
多くのガッシュファンに感動を招いたコルル、ヨポポの回。パートナーとの別れで切ない雰囲気を高めてくれた挿入歌、「ぼくはここにいる」がフルサイズで登場した。さらにカップリング曲「約束の星」もガッシュの挿入歌。魔鏡編のラスト、詞音との別れのシーンで流れた曲だ。「ぼくはここにいるはサントラ2に入っているからこれはいいや」と感じている人も「約束の星」目当てで買ってみてはいかがだろうか。
金色のガッシュベル!! ゴー!ゴー! 魔物ファイト!!
今度のガッシュは魔物で戦う「魔物ファイト」!!
「テクニック」「アイテム」そして「運」が勝負を決める!!
参加する魔物の子たちは、ファウード編までの16キャラ。魔物たちの能力を活かしたコミカルアクションでライバルを蹴散らそう!!様々なアイテムの使い方が勝利へのキーポイント。ビッグ・ボインやメカバルカン等のお助けキャラも登場するぞ!!ガッシュたちが戦うステージには、いろいろな仕掛けがあるぞ。上手く利用することで断然有利に戦える!!ストーリーモードでは、4つのお話を用意。ゲームオリジナルストーリーを楽しもう!1人でももちろん、最大4人で楽しめる、魔物ファイトに乞うご期待!!
金色のガッシュ!! 31 (少年サンデーコミックス)
こういうムードメーカーは案外、最後まで生き残ってしまうんじゃない?
という読者の甘い思惑を引っくり返す衝撃の展開です。
しかし、そこに至るまでの描写は作者の真骨頂という感じでした。
いきなりガッシュを上回るような強さ(これも納得できる能力…かな?ちょっと反則気味だが)を
持ってしまったキョンチョメは精神面の成長がついていかず暴走してしまう。
それを体を張って諫めるフォルゴレ。
存在自体がギャグに思われるのに決める時には決めてきた鉄の男の過去が今、明かされる。
見事な説得。そして、この二人の絆は本当の兄弟のようだ。と、思った直後にああ…。
これは、ぜひともガッシュ達に仇をとって欲しいと思いながら次巻に続く。
金色のガッシュ!! 32 (少年サンデーコミックス)
ロッキー山脈にて待ち構えるクリア・ノートが、舞台を整え、鎮座して動かないことで、絶対的な強さが引き出されていますが、既に、この段階で生き残っている全ての魔物たちは、それぞれに「王としての、責務と覚悟」を背負って、皆の「祈り」を受け、最終決戦に挑んでいるように思えました。
構成上の消去法的な、やむをえざる消滅を迎える「他の王」の姿を振り切り‥‥‥ガッシュのバオウが、遂に決戦の舞台に炸裂します。
ガッシュに託す、という、使命、仲間、友情の強調は、ここまでの過程と、テンションを考えれば、残りし者たちは、すべからく「王」としての選択をしていると思います。
完全体へと近付く、計り知れないクリア・ノートに対し、残るは、ガッシュとブラゴのみ。
重ねて言いましょう。既にして、彼ら、ふたりは「王」である、と。
ひとつ、残念なことは、クリア・ノートというキャラクターが、もっと無機質に「魔物を機械的に淘汰するキャラ」であれば、ドラゴンボールの「セル」との差別化が出来たかと思いますが、それは、クリア・ノートをして、怒りの感情を炸裂させた、ガッシュたちの底力だと評価します。
明日を作るために、最終巻へ向けシン以上の力、「真のシン」が誕生するために、マグマのようなエネルギーが、たぎっているような、そんな32巻です。
そして、それに比肩する「優しさと慈しみ」にも満ちた、想いもあふれています。
生涯の友‥‥‥‥。
同時期に発売された某作における「王」のインパクトと、どうしても比較してしまうなら、こういう表現ではいかがでしょうか。
彼ら、すべからく、王の才を有する「王佐の極限の体現」、その戦いである、と。
さあ、次でラストです。
ここまできたら、最後まで見届け、「金色」を体感することをお薦めします。
金色のガッシュ!! 33 (少年サンデーコミックス)
久々にはまった漫画がとうとう完結しました・・・。
作者と出版社の裏事情のせいか、後半は雑な展開になっていた感は
否めませんでしたが、想像した以上の感動のラストでした。
卒業式でさえ泣かなかった「仰げば尊し」でしゃくりあげて泣きま
したよ・・・(T-T) こんなにいい歌だったんだ、と今更ながら気づき
ました。
魂だけになってしまった魔物たちがサポートしてくれるのも、安直
と言えばそうだけど、ある意味最高のファンサービスですよね★
私的には二枚目のビクトリームがなかなかでした♪
守りたいものがあるってすばらしいことだと教えてもらいました。
本当によくがんばったね、ガッシュ、清麻呂、そして雷句さん★
感動をありがとう。
またいつかどこかで逢える日を心待ちにしています!