チェンジH pink (TSコミックス)
コミックの冠に『TSコミック』とあるが、実際に12作品中、TG物が半数の6作品、TS物4作品と実は『TGコミック』として見た方が良い。
表紙にもなっている漫画、表紙を見る限りTG作品にしか見えないが、実はTS作品という点には意表を突かれた。
正直、TSコミックとしてみなければ数点の例外を除けば、面白いので、買っても楽しめると思う。
繰り返しになるがTSコミックとしての購入だけはお勧めしない。
おくさん 1巻 (ヤングキングコミックス)
おくさん 本名:沖田恭子さん32歳、新婚、やや天然、巨乳(B107cm)
物語は、とあるマンションにおくさんが引越ししてきたところから始まります。
ご近所さんとのお付き合いや日々の過ごし方などが淡々と描かれていますが、表情が豊かで天然な性格や その胸の大きさ等から、色々とお話が広がっていきます。
あくまでも「おくさん」がメインのつくりで、旦那さん(おくさんは愛を込めて「だーさん」と呼ぶ)は姿こそ現れるものの、肝心の顔は見せてくれません。
当然のごとくお色気のあるシーンも描かれていますが、おくさんの性格と相まってか あまりイヤみな感じにはなっていなかったので好感を持ちました。
ムダヅモ無き第二次改革 アンソロジーコミック (近代麻雀コミックス)
話題を呼んだ諷刺・格闘麻雀漫画の公式アンソロジー。
原作者の大和田先生も寄稿しており、全体的にファンは一読して損の無い出来になっている。
とは言え、オリジナルの持つ力や熱さを再現するには残念ながら至っていない。
勿論、あの水準は到達し難いものだからこそ、「ムダヅモ」は「ムダヅモ」たり得るのだろうが…
参加者の顔触れも兎に角多彩で、業界内での原作の人気の高さをそれ自体が証明しているといえる。
反面、そのために各寄稿者の紙幅が相当制限されてしまっているように思えた。
それが、先にも挙げた一種の全体的な不完全燃焼感に繋がっているのではなかろうか。